着ている人の中身も含めてファッション

21日で止まっていたブログ。皆さん、お久しぶりです。実はiPhotoの調子が悪くて、たった今、次男坊に直してもらいました。これで、張り切り再開。

もっとも、このブログを心待ちしている人は数少ないけど。

今週も、すでに2回プールに行きました。とんでもないことを発見。

現在の海パンを愛用すること、10年余。お尻の割れ目に当たる部分の縫い目がほずれていた。知らずに泳いでいた。おもわず、左右を振り返る。遅いよ。

ついでに、水泳帽も点検。こちらは無事でした。

この水泳帽、コム・デ・ギャルソンだもんね。持ってる人、あまり見かけないもんね。表参道の店で買ったんだもんね。

当時は、クロール専門で、しかも夏だけしか泳いでなかったなぁ。

コム・デ・ギャルソンは、「少年のように」という意味。三宅一生さん、山本耀司さんと共に、30年以上、日本のファッションの最前線にいます。

川久保玲さん、好きだなぁ。「反骨の母」。

寡黙の玲さん、久々にインタビューに応じる。

・世の中の不条理なことへの憤りでしょうか。本当は私だって強くない。ただ、強気のふりも時には必要です。そうしないと前に進めませんから。

・情熱、興奮、怒り、現状を打ち破ろうとする意欲が、強力なクリエーションになる。

・はかないもの、刹那的なもの、この瞬間に着たいと思うからファッションなんです。

・「海外」とか「外国」の時代じゃない。どこの国でどこの人と仕事をしても、土台は変わらない。外へ行って、なるべくたくさんの人と競争しないと、新しい力は生まれません。

この人の言っていることは、30年間変わらない。今、この時点で外国で働いている日本人へ、健闘を祈る。

正確に言うと、彼女は30年間、新しさを更新している。

・音楽でも絵でも生活用品でも、新しいことはすべてファッション。

この考え方を、日本で最初に言い出したのは彼女でした。

本日の、静かな意欲更新曲、ルーサー・ヴァンドロス

今、お店では白に絞ったコレクションが置かれています。

・新しいこと=自由。自由=前に進むこと。一歩前に進めば、物事はかなり解決できる。白色は、希望の問いかけです。

ファッションに興味がなかったのが、おもしろいな、と思うキッカケになったのは、かつてコム・デ・ギャルソンで、アウグスト・ザンダーの写真「若い農夫たち」がディスプレイされていたからです。

20年くらい前ですから、そうとう斬新。

人気になる、はるか前に船越桂さんの彫刻が飾られていた時期もありました。

僕の、街角教室。

カオス(混沌)の中から、相乗効果や混乱が起きて、それぞれが輝きを増す。

今度、彼女がプロデュースした銀座のドーバー・ストリート・マーケットに行かにゃぁなるまい。