世界”笑いのツボ”探し ピーター&ジョエル
電車の中吊り広告を読むのが趣味の人はいませんか?
Koyama Driving Schoolの「教習所 ふきだしコンテスト」は、毎回秘かな楽しみだ。
自動車教習所も生徒集めに苦労していて、アイデアが出尽くした感があるところに、数年前から「ふきだしコンテスト」シリーズをやっている。
世界の交通標識には、思ってもみなかった面白ビジュアルがある。
今回は、スペインの標識。男が体をのけぞってる。体の外には、電気ビリビリっぽいギザギザがある。
ふきだしに一言を入れて応募する。最優秀作なら5万円くれる。9月30日まで受付けてるぞ。
「世界”笑いのツボ”探し」CCCメディアハウス刊を読んでいる。
アメリカ人のピーター・マグロウとジョエル・ワーナーの底抜けコンビが、「可笑しさの素」を求めて世界漫遊する。
A Global Search for What Makes Things Funny。
文中に、度々ユーモア本が紹介されている。
ところが、ほぼ全部、日本語に翻訳されてない。この異常さは、おもしろみとは際立って地域独特のコミュニケーションだということだ。
翻訳しても、日本人には何がおかしいのかわからない。注釈付ければ、なお状況は悪くなる。
2人は日本に来て、ヨシモトを取材した。ギャグの中身より、社員の対応のほうがよっぽどファニーなのだ。