2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

選ぶのに困る図書館フェス

全国図書館大会東京大会の新聞記事を読む。10月31日から11月1日まで、明治大学で開催する。今年は100回大会。目を惹いたのは、分科会なる数の多さ。読書の秋だから図書館も何かやろうと、著名な文学者を呼んで講演でお茶を濁す段階ではないんだ。…

この人もギャートルズ好き

東京デザインウィークまっさかり。今年で何回目になるのだろう。いつの間にか、山手線の南半分ばかりか東横線・学芸大学駅まで広がって100会場以上になっていた。デザインは、脳みそはここまで感じる考えることができる、というところが好きだ。グラフィ…

どっこい生きてる地元野菜

これ、岩手県の安家地(あっかじ)大根。ブランド野菜には、京野菜とか加賀野菜が有名だ。農協が地域ブランドとして売り出し、メジャーになりつつあるもの。これがA。Bは、県庁がおしているもの。Cは、村だけで消費されるもの。大量生産には向かない品種。こ…

本の重さで冷静もどる

東京国際フォーラムの前を通る。INTERNATIONAL BAR ASSOCIATIONの看板があった。なるほど、酒場にも国際的な協会があるのかぁ。親父やおかみも、東京で開催された国際会議にはスーツで参加するんだ。でも、雰囲気がらしくないぞ。ヘンだ。「世界のバー業者が…

原平さん、よく遊んだ

赤瀬川原平さんが亡くなった。原平さんほど、老いが似合う人はいない。それも、とんでも老人。「僕は僕で楽しむから、キミはキミで楽しんでくれ」という精神。若い頃は暴れる芸術家だったけど、1980年代に「超芸術トマソン」をやり出したあたりから、ジ…

地球が落ちて来たんですが

精神疾患の患者に、受容・共感の態度で話を聞く訓練をしている。「傾聴講座」も4回目になった。そもそも健常とは何か? 佐野洋子さんが「性格とは、病気である」と喝破したのを読んで、深くうなずいた。毎日は、病人が起したフィクションとノンフィクション…

太郎冠者、苦しゅうない

物干竿5本つなげても届かないが、10本あればフェンスに届く國學院大学のたまプラーザキャンパス。「第17回狂言の会」があった。能は事前勉強が必要だ。狂言なら、せりふが聞きとれるから行く気になった。階段教室の上から眺めると、舞台はだだっ広い寿…

旅する穴の後をつける

ドーナツを揚げているのを、見たことありますか?味が増えた。ボリュームも、パンと思えるほどのものもある。不思議な形といえば、カタチ。生地に満遍なく熱を通すなら、別に1本の棒状でもいいはずだ。リングにしたので、穴ができた。すると、穴が想像力を…

「買物するなら」「六角橋!」

六角橋商店連合会は、太っ腹だ。かながわ商店街観光ツアー委員会事務局は親切で、問い合わせをしたら、カラーのチラシを郵送して来た。びっちりスケジュール付き。午後2時半、東横線・白楽駅集合。商店街を歩きながら概要の話を聞く。3時、手焼きせんべい…

ビフォア「ちょこボラ」に

10月13日は、台風19号が関東地方に来た。「どうするんだろう? やるのかなぁ、中止かなぁ」と、カッパの上下完全武装してやって来ました新治(にいはり)里山公園。八王子と横浜を結ぶ横浜線の十日市場駅から歩いて15分に、新治市民の森がある。代々…

フィリアホールでサラサラ曲

田園都市線には、名画座がないから不便だ。電車の中吊り広告を見ていたら、フィリアホールが出ていた。青葉区民市民センターの中にある。青葉駅に初めて足を伸ばす。名前からして、駅前は街路樹が見通せる町と思っていたら違った。駅に直結した数棟のビルが…

たたかれても懲りない

「魚道(さかなどう)」海竜社刊を読んでいた。水谷修+鈴木一人さんの共著。水谷修さんとは、あの「夜回り先生」のこと。日ごと夜ごと壊れた青少年を見回り、全国で講演に忙しい。で講演を終えてから、先生は何をやってるかと思ったら、地元寿司屋に出入り…

難民5100万人映画祭

SHEKAMU KEBABに、「しぇかむ けばぶ」とふりがな付きの店が東横線・白楽駅前にあった。子どもの頃から耳にしている「しし かばぶ」の正しい読み方は、これか? SHEKAMUとは、「ごちそうさま」とかいう意味だったか? 数日前に教わって、もう忘れた。それに…

「敵語」を引き受ける

この車両、日比谷公園であった「グローバルフェスタJAPAN2014」に展示してあった。軽装甲機動車。乗員4人、重量4.5t、最高速度100km/h、小松製作所製。これまでにイラク人道復興支援、ハイチや南スーダンPKO等に参加した。国際協力活動をする政府…

髪型じゃないトラガシラ

[:W300]9月から受講している音訳講座、毎週金曜日にある。毎回、次週に声出しする原稿が配布される。最初からICレコーダーが貸与され、よく予習して臨むようにということなのだ。「我ながら、よく続く」と通っていたが、とうとう第1回目のさぼり。早速、電…

野生生物はモンダイだ

インドネシアのジャワ島で、絶滅危惧種のボルネオ・オラウータンが保護された。もらったオラウータンが発情し、相手を探していたところを自然保護団体に発覚したのだ。もちろん、違法飼育。「鳥獣被害対策研修会」を思い出した。まず、法制上のことを神奈川…

多摩川喜ぶ100人個展

10月17日から19日まで、「関内外OPEN! 6」が行われる。横浜のアート・建築・デザインの文化祭ということか。去年、似たようなイベントに参加した。同じものかもしれない。作品を一堂に集めて発表するということではなく、クリエイターの事務所を見学…

マララちゃんの英語

ノーベル平和賞を受けたマララちゃんのスピーチ原稿が出ていた。10時15分、先生が受賞を知らせた時、本人は化学の授業中。電気分解の勉強をしていた。うれしかった。So I am really happy. Even though it is not going to help in my tests and exams;…

柿には鶏が絵になる

京王線「柿生駅」と、田園都市線「青葉台駅」の中間にある寺家(じけ)町のふるさと村。宅地と大学にかこまれている。ふるさと景観が残る敷地に、多摩美卒業生たちが作品を発表している「寺家回廊8th」。8年前から、活動しているということか。自然に拮抗…

仕事をちょっと見する旅

イルメラ・シャウツの挿絵に惹かれて「西洋『珍』職業づくし」悠書館刊を読んだ。鯨骨加工職人 蟻のさなぎ採り コーヒー嗅(か)ぎ兵 琥珀(こはく)細工職人 シルエット肖像画家と、消えていった職業。乳母 にせ医者 死刑執行人 博労(ばくろう 馬喰とも書…

心を、答えられる?

出がけに新聞を拡げると、「検証 ワタミ過労自殺」岩波書店刊の広告が出ていた。ワタミに限らない。居酒屋や牛丼のチェーン店の店員は、だいたい顔色が悪い。愛想も無い。「喜んで」と叫ぶが、全然喜んでない。ギリギリのギリまで経費を削ったオペレーション…

川崎・麻生区に飛び地あり

6日午前、関東地方に横殴りの台風来襲。316万人に避難勧告が出たらしい。僕の携帯にも届いた。聞き慣れない着信音が鳴り、土砂災害注意報のメールが届く。いつの間に、個々人に連絡が来るようになったのだろう。午後は、掌を返したような晴天。布団綿を…

乾いた双子の「悪童日記」

フランス語ができる「フラだっち」によれば、LE GRAND CAHIERとは「大きなノート」という意味らしい。それを「悪童日記」と訳したのは堀茂樹さん。おみごと。早川epi文庫刊。映画を見た。小説はフランス語なのだが、映画の言葉は何語なのだろう。著者アゴタ…

そうする事に決めた漱石

朝日新聞は、10月から漱石の「三四郎」の連載を始めた。 明治41年連載小説の再現。これは、わかっているので切り抜かない。9月までやっていた「こころ」は、律儀に110回分を切り抜いた。台紙3冊分。執筆時の大正3年に浸りたいから、化学糊でなく古…

飛行機でも行ける伊豆七島

中央高速を走っていた時、小型飛行機を見た。「羽田からの飛行機じゃないよなぁ」と調べたら、国際基督教大学の南に、調布飛行場があった。近くに富士重工もある。ということは、戦闘機の隼や疾風を作っていた中島飛行機のなごりじゃないか? テストコースが…

女が好きで嫌いだったダリ

銀座ソニービルの隣、日動画廊に入る。シュルレアリスムが金になった時代の巨匠、サルバトーレ・ダリ生誕110年の展覧会をやっていた。画廊の副社長をやっている長谷川智恵子さんは、1975年にテレビの美術番組でニューヨークのホテルで制作していたダ…

半期に1度の、遊吉の会

桜木町駅近くの「横浜にぎわい座」の前を通る。開口一番から仲入り、そしてトリまで6人で合計2時間半。これが定席だとわかった。東京の寄席より、だいぶ短い。そして、昼夜2回興行は無い。独演会は、やる。10月は、9日に三遊亭円楽さん。8日には、桂…

「クリだっち」から、なでしこへ

病気がちなクリエイティブ仲間「クリだっち」から、半年ぶりに連絡が来た。八丁堀に住んで、東京の東半分は散歩圏内。チャリンコも使って、デパ地下に進入する。「食事制限を受けるようになって、あれも食べたい・これも食べたい」と。そういうものなのか。…

うれしいことがあった玄武

麻雀で、トン・ナン・シャー・ペーと言う。東・南・西・北。この順番に色も付く。東=青(緑)・南=赤(朱)・西=白・北=黒(玄)。相撲の土俵上の屋根には、4つのコーナーに方位を表すそれぞれの色房が垂れ下がる。また、青龍・朱雀・白虎・玄武(げん…

風景は真実であり嘘である

東京ステーションギャラリーでは、11月9日まで「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン」展をやっている。JRが国鉄時代の1970年代に広告展開した「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンを、2014年にディスカバーしようという企画展。40年前の…