2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
30日は、春の嵐だった。天気予報を見ていたので、工事現場用の雨ガッパを用意して外出。集合場所は、りんかい線の天王洲アイルにあるT.Y.ハーバー。そこからボートに乗って、目黒川を遡上する。川から両岸の桜を見る趣向なのだ。T.Y.ハーバーは、湾岸倉庫…
映画マニアじゃないから、1日2本は見られない。どうしても、日にちを変える。渋谷のイメージ・フォーラムで「マンガで世界を変えようとした男」を見た。ラルフ・ステッドマンのドキュメンタリー。映画では、雑誌「ローリング・ストーン」の表紙がたびたび…
28日昼の気温は、何度あったか。寒いと思ってコーデュロイのジャケットを着て外出したら、10分もしないで暑さに辟易した。所用をすませ、真っすぐ帰宅するのもシャクだから新宿御苑に寄る。花見で、200円の入場料を求める列が長い長い。行列が嫌いな…
ヨーロッパサッカーの各国リーグ、まずドイツ・ブンデスリーガで決着がついた。27試合目、最速でBミュンヘン優勝。25勝2分け。去年からの無敗記録52試合。いつか敗れると、ちょっと期待もあったのだが。欧州CLでも8強に残ってる。今度の相手は、マン…
南極基地に、KOMATSUの油圧ショベルが運ばれた広告を見た。50年前から、昭和基地の雪上車はKOMATSUだったのだ。現在は、ハイブリッドの重機だという。南極大陸でも、Co2の排出許すまじとは。露天掘りする鉱山の場合なら、これ。「巨大重機の世界」東京書籍…
陶芸をかじった経験を思い出す。土の色の話。土は、土色だけじゃないのだ。赤、黄色、橙があって、黒と白。他にも青、紺、緑、黄緑。陶芸用品のカタログを見た時、種類の多さに驚いた。でも、その時は、産地まで気がまわらなかった。キレイに並んだ土は、全…
テキストを顔の位置に上げて、読んでみた。・夫の伯爵は一昨年文科大学を出られて直(すぐ)に結婚せられた。始めて玉のやうな姫君を生み落としたのが昨年である。・その暮れに式部官になられた。そして今は官職を帯びたまま、倫敦(ロンドン)へ立たれるの…
女子大に入るには、入館証がいる。入館証を手渡されると、女子大に入るんだと意識せざるを得ない。地下鉄「西早稲田」駅前にあった学習院女子大。目白の学習院大とは違う場所にあるんだ。向かった先は、「新しい時代のアートマネージメントを考える」シンポ…
最初に「B & B」と聞いた時は、ベッド・アンド・ブレックファーストだと思った。イギリスの民宿。本屋の名前とわかって、イギリス好きの店主なのかと思ったら、そうではなくてブック・アンド・ビアだった。ビール片手に、本を選んだり読んだりできる店。「本…
落語によく出てくる場所、柳橋。「舩徳」の舞台。大店の若旦那の徳さん。家の商売に身が入らない。どうにも、船頭のほうが様子がいいし、娘にもてそうだから。そこで、柳橋の船宿に無理を承知でもぐりこむ。僕の友だちにも、柳橋の若旦那がいる。クルーザー…
ちょうど1ヶ月前、友だちに誘われて「印刷のいろはフェスタ」に行った。金羊社。東急多摩川線「鵜の木」駅で降りる。住宅街にある印刷会社だった。そこで開催されていた、各種体験ブース。活版印刷。これは、名刺やカードでちょっとしたブームになってる。…
人通りがあるのに、客が根付かない店がある。半年ほどやって、閉店。駅から1分で、この惨状。「今度は、何屋ができるのか?」と、前を通る。2月から内装工事が始り、3月になってKALDIができると知った。カルディ、うれしいじゃないか。初めてのカルディは…
日比谷図書館が、都立から千代田区立に移って何年になるんだろう。以来、やる気のない図書館から、にわかに情報発信型になった。講座ラインナップも充実してる。・東南アジアの図書館事情 シンガポールの図書館で働いていた宮原志津子さんの話。・「インター…
1年間、都立園芸高校「バラ園 緑のボランティア」養成講座に通っていた。講座は、月曜日午後にあった。高校生と一緒に勉強した。合わせて通っていたのが、「バラ園 緑のボランティア」そのもの。こちらは土曜日にあった。どちらも、年間で2〜3回は欠席し…
9日から16日まで、ほんとにつらかったなぁ。風邪で「寝たきり」の1週間。途中13日午後、病院に通うために外出したら、天候最悪だった。強風と雨に翻弄される。体力減退とは、このこと。傘をあっちこっちに持って行かれる。咳とクシャミと鼻水と、節々…
サッカーA代表の試合は、キリン社が番組提供している。ザックさんも登場して、「おにぎりにキリンの紅茶がいい」と言ってたな。9日の夕方、おにぎりが描かれた自販機を見た。と、その時。ゾクゾクっとした。悪寒が全身をかけめぐる。風邪だ。これほど、わか…
5〜6年前に、リンボウ先生を初めて見た。日本古典籍の書誌を聞く。和本がいい加減な体裁ではなく、現代の洋装本と同じようにスペックで作られていることがわかった。「それでは、林望(はやし のぞむ)先生に、御登壇願います」とアナウンスする。今回は、…
世に、難解な本はうなるほどある。かつて、符牒のように言われた「種まきナンカイ」って、わかる? ミレーの「種をまく人」がマークになってる岩波書店本のこと。では「白ナンカイ」は? 表紙が白っぽい、みすず書房と法政大学出版局の本。岩波もみすずも、…
お笑い系オペラはくせになる。このところ、月1回は通ってるかもしれない東京文化会館の資料室。DVDの視聴。毎回、何を見るか決めてない。1階ロビーには100公演近くのチラシが並んでいる。その中から決めたのはベルディの「ファルスタッフ」。肥満体がマ…
「こんなに複雑な動きをするの?」と、ダブルダッチをしばらく見てた。高校時代は縄跳びが好きで、二重跳びも永遠にできるのではないか、というくらいやった。2本のロープへの入り方、中ではダンスをやり、出方も一々凝ってる。音楽を流し、スマホで録画も…
ソチ五輪の後日談によれば、「外国人観客があまりに少ない」大会だったらしい。モスクワ大会の時は、西側諸国にボイコットされた。ソ連であれロシアであれ、頑迷さはかわらない。筋金入りの「来なきゃ、来ないでもいいよ」。メダリストをエスコートする娘た…
映画「ドストエフスキーと愛に生きる」を見た。原題は、THE WOMAN WITH THE FIVE ELEPHANTS。5頭の象と生きる女。うまい言い方だよ、5頭の象とは。大きくて、ゆっくり動く象のごとし。「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」「白痴」「未成年」「悪霊」というド…
「海藻」のDMを見た。濃紺の海に、光を受けた海草がたゆとうてる姿の写真。ツルアラメ/撮影・塚田直寛とあった。2月までやっていた展覧会。DMに、「海藻学から標本作りまで」というワークショップ開催の案内もある。すでに、その時は過ぎていた。本に挟む…
メトロの中吊り広告を見てた。乗客でいる限りわからないが、地下鉄は蟻の巣のようになっているんだ。各線の運行をスムースにするために、立体交差を進めてる知らせ。これが、地上路線になるとリアルにわかる。線路が地上に敷かれてるので、「開かずの踏切」…
2ヶ月ぶりで「音だっち」と会う。「これ、読みました?」と言って、彼が差し出したのが文庫の「ワインズバーグ・オハイオ」。著者は、アンダソンとあった。知らないな。家に帰って調べたら、1920〜40年代のアメリカ人作家。現代作家より、この時代の…
大雪が降った夜に撮った写真。なんとなく、あの人に似てる。・ヒトラーの髪型を模した印象的なデザインの表紙と、ナチスが権力を掌握した1933年にちなんで、19.33ユーロという値段で2012年に発売された、この本「帰ってきたヒトラー」河出書房新…
地下鉄「千駄木」駅から、団子坂を上がって着いた。2階から東京湾が見渡せた森鴎外の家は、かつて観潮楼と呼ばれた。今、コンクリ3階建ての記念館になってる。今年1月に、加賀乙彦さんと鴎外曾孫さんとの医療対談「鴎外と脚気」があった。聞きたかったな…
映画館に行って見る映画「ほとりの朔子」。テレビで放映されるものは、ストーリー鮮明・誇張した感情と動作・これみよがしなCGじゃないと、すぐチャンネルを変えられる。深田晃司監督「ほとりの朔子」は、そういう要素がすべて無い。青春に、さして事件は起…
終わってしまったソチ五輪。掉尾を飾ったアイスホッケー男子決勝。1次リーグのアメリカ対ロシアの再現だと思っていたら、カナダ対スウェーデン。ゴールは、テーブルサイズ。そこに、身長2メートル体重100キロの大男が、畳の子分みたいなレガースを付け…
もぅね、寒いから湯豆腐。どうやって、作ります? アルミやステンレスの鍋を火にかけるのが、いちばん安直なやりかた。鉄鍋ってのもある。思い入れがあれば、土鍋ということになる。はい、3000円くらいで買った土鍋、我が家にあります。あるけど、陶芸教…