4月1日からシニアは1200円

映画マニアじゃないから、1日2本は見られない。どうしても、日にちを変える。

渋谷のイメージ・フォーラムで「マンガで世界を変えようとした男」を見た。ラルフ・ステッドマンのドキュメンタリー。

映画では、雑誌「ローリング・ストーン」の表紙がたびたび出てきた。僕は「ニューヨーカー」でよく見てた。

ベン・シャーンは、リトアニアからアメリカに移住した。ラルフ・ステッドマンは、イギリスから。どちらも、ニューヨークの路上の人々に衝撃を受けたのが、「描かずにいられない」理由となる。

直情怪行、挙動不審の役をやらせたらピカ一のジョニー・デップが、彼のアトリエを訪ねてインタビューする。

「もし、ちゃんと絵を勉強してたら、世の中を変えようとしただろうか」という自問から映画は始まる。

それから約50年。「描くことは、最高の暇つぶしだった」。作品一枚一枚に、インスピレーションを受けたジョニー・デップの顔がいい。

数日前には、ドイツ映画「コーヒーをめぐる冒険」を見た。これから「シネマパラダイス ピョンヤン」も見たい。「ジャック・タチ映画祭」もある。

どれも同じ映画館だから、続けて見れば効率的。でも、できない。