目黒川、桜並木の半分を見た

30日は、春の嵐だった。

天気予報を見ていたので、工事現場用の雨ガッパを用意して外出。集合場所は、りんかい線天王洲アイルにあるT.Y.ハーバー。

そこからボートに乗って、目黒川を遡上する。川から両岸の桜を見る趣向なのだ。

T.Y.ハーバーは、湾岸倉庫街にあるオサレなレストランというイメージが強過ぎて、そこが目黒川の河口にあるとは思わなかった。出発からして、雨ガッパ着用。

品川の中央図書館の帰り、川沿いを東京湾まで歩いたことがあるから、だいたいわかる。

京急本線・山手線・横須賀線・池上線・目黒線の下を通る。西に行くために架けた鉄橋。

両岸の護岸壁には、数々の排水口が開いていた。「さくらてらす五反田」なる船着き場もあった。目黒雅叙園の下に到着。

「品川区は、ここまでです」と、ボートは停止する。

目黒川の桜見学だから、当然、中目黒・池尻大橋まで行くのだと思ってた。今回の桜遊覧は、品川区観光協会主催なので、律儀に、他区には進出しないのだ。

帰途、ますます雨脚が激しくなる。

ボートは荒波をこえ、舳先がバクンバクンと激しい音をたてて進む。水上バイクの連中と並走する。「どうせ濡れるなら、あっちのほうがいぃ」。

往復1時間の乗船。予定では4回クルーズだったが、2回で中止。ずぶ濡れになったけど、すごくよかった。

桜? まぁ、見たけど。

PENGUIN CAFE - Air a Danser