2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

師匠がたに会いに、烏山寺町に出向く

作家で、TV「11PM」の司会でも名前を売った藤本義一さんが亡くなりました。淡い語り。坂田藤十郎さんと同じ、浪速の色気を目で感じさせた粋人。ロックの桑名正博兄さんも逝っちまいました。浪速のぼんぼん。いかにも、いい奴。哀しい。高座で「これだけの…

イタリアらしい、そして日本らしい音

興味のある人だけで、いいです。・ケ ベッラ コーザ Che bella cosa・ナユルナータエ ソーレ na jurnata'e sole,・ナーリア セレーナ n'aria serena・ドッポナ テンペスタ doppo na tempesta!何でしょう? O sole mio。オーソレミオ、我が太陽。開演一曲目が…

こりゃ、どう見たって三途の川じゃないの

久しぶりに「音だっち」ツネツネから一報がありました。・こんにちは。お元気ですか。本日のおすすめ。・ロンドン五輪公式ソングも手がけたMUSEのミュージック・ビデオです。・この映像、鉄拳パラパラマンガ「振り子」は、鉄拳という日本のお笑い芸人が番組…

レジェンドの息子は、コーヒー農園主

ORGANIC Gourmet Coffee。ブランド名はKilambe。中米はニカラグアの産。26日の後日談。成城学園の上島珈琲店で、コーヒー豆を挽いてもらう話。手にしているのは、「カメだっち」からもらった豆。もともとは、彼の同業カメラマンがニカラグア土産で買ってき…

上高地漫歩記・その5は登山

ハッキシ言いますとね、上高地がこんなに「そうかぁ」なとことは予想してなかったんです。ぶっちゃけ。その1はサルとクマ、その2は画家、その3は泊まる、その4は梓川。と続いて、その5は登山。軽井沢と同じ、上高地も外国人が「発見」した場所でした。…

成城学園、駅前商店三題ばなし

ORGANIC Gourmet Coffee。ブランド名はKilambe。中米はニカラグアの産。 写真家の友だち「カメだっち」から前にもらったコーヒー豆。豆ですから、挽かないといけない。でも、ミルは無い。買えば安いもんでしょう。でも、普段は挽いた後の粉を買うから、1回…

上高地漫歩記・その4は梓川

歴史の教科書で習うのは、ほとんど政治と軍事の歴史でしょ? ちょっとだけ宗教・病疫・民族。天変地異は、ほとんど不問です。富士山が最後に噴火したのは、1707年。江戸時代の「宝永噴火」。調べたら赤穂浪士の討ち入りから5年後。綱吉の時代で、新井白…

半分都会、半分カントリーならでは

世田谷区は、東西に4本の私鉄が走ってます。北から南に、京王線・小田急線・田園都市線・東横線。二子玉川駅からは、田園都市線と東横線をつなぐ大井町線もあります。去年までは、南部ばかり歩いてました。水泳や陶芸や水彩の「部活」を始めたころから、な…

上高地漫歩記・その3は泊まる

「70歳、マンU指揮し27季目」と、ファーガソン監督の記事を読みました。1986年に、サッカー名門クラブの再建をまかされて以来、プレミアリーグ12度、欧州CL2度、イングランド協会杯5度優勝に導いた監督。チームへの貢献と、ハードワークがモット…

とんでもない陶芸を目指す「初級コース」

ベセッドさん、相変わらず日曜日の陶芸教室には通ってますか?区がやっている教室で知り合いました。募集のタテマエ上は、「入門コース」なんです。実情は、日曜に通える人なら、経験者でもOK。むしろ、僕と似たような入門者は少数で、圧倒的にこの道何年、…

上高地漫歩記・その2は画家

河童橋のたもとに、12号くらいのキャンバスが立てかけてあったので、見てました。油絵。赤とオレンジ色が強烈。観光地上高地の中心・河童橋で絵を描くとは。度胸に驚く。どんな人だろう?しばらくすると、赤いズボンに下駄の音を橋に響かせて作者登場。い…

どくとるマンボウは、マンに出会って

東京にもどって、昼夜逆転生活。しかれども、20日は眠い目をこすって参加しました。池内紀さんが、世田谷文学館で講演した「『楡家の人びと』とドイツ教養小説」。どくとるマンボウ・北杜夫さんも、ドイツ文学者・池内紀さんも好きですから、はずせません…

上高地漫歩記・その1はサルとクマ

19日に帰京して、20の朝までかかって6日分の新聞を読む。以来、昼夜も逆転し、22日になって、やっと朝起きる生活にもどる。いつものことです。まさかねぇ。山の中にいるサルを実際に見られるとは思わなかったねぇ、と思い出し笑いしてます。上高地で…

秋の上高地歩き、カミングスーン

名前だけ聞いてはいました。でも、今まで行きたいと思ったことありませんでした。上高地。今なら、ダウンジャケットが必要なところ。白馬もチラッと考えましたけど、どうせなら、行ったことがない上高地にしようと思い立つ。思いつきで行動しますから、紅葉…

小海線途中下車して、鯉料理を知る

9月に続き、またまた小海線に乗り込む。音は、Elle Varner。高原列車ということで、車窓風景ばかり気に取られていました。今回、鉄道事情がわかりました。全78.9kmに、31駅。ほぼ等間隔に駅が配置されていると思い込んでました。距離の上では、小淵沢…

ジョン・ディア着て、流れ流れて

皆さんは、ジョン・ディアご存知ですか?去年、初めて見ました。トラクターのジョン・ディア。地平線しかない農場を、無口に頑固に働く農業マシンを一遍で好きになる。先月、とうとうジョン・ディアの帽子を見つけて、東京でかぶってました。パーキングエリ…

記事を繰り返し、何度も、反芻する

土曜日未明の試合終了して、そのまま外出。帰宅は夜で、そのまま布団直行して、倒れ込む。明けて、日曜。新宿駅でサンスポ入手。・適地サンド二「0−5悲劇」から11年・・・6度目対戦ついに仏撃破!! ・地元メディア・レキップ紙衝撃 「日本が一本。青き…

ちっとも眠くない、13日の朝が来た

やった〜、対フランス戦に1−0で初勝利ぃ〜。試合後インタビューで、ザックの目、感極まってうるんでました。川島も遠藤も香川も、普段と違った口調。ポーカーフェイスの遠藤が興奮してるのを初めて見ました。本田がベンチで、香川がトップ下で登場。前半は…

黒田さんも、加藤さんも、桜井さんも

イラストレーターというよりも、画家に出世した黒田征太郎さん。画風が自由ですから、前から好きでした。描く喜びがある絵。描かずにはいられない、という姿勢が感じられるのがいい。音なら、ジョン・スコフィールド。で、彼の個展を見て、ますます好きにな…

くだらない傾向、加速してます

渋谷「たばこと塩の博物館」は、もう行きましたか?11月4日までやってます。「江戸の判じ絵 これを判じてごろうじろ」展。会期中、講演会も4回あります。すでに3回終了。残るのは、10月27日「物尽し判じ絵」だけ。これは、主要展示物に合わせた内容…

道は真っすぐだけど、ひっかかる

通っているプールには、東京都の施設で実施される各種スポーツプログラムのチラシが置かれてます。「初めての人も、トップアスリートへ!」。運動は、なんであれ初めてだから、ぐっと目が寄る。競技経験ゼロから始めるプログラム、とうれしい誘い。競技種目…

銀座で、フランス南部を歩いてみる

冬眠の季節到来。8月までに東日本だけで、クマの目撃情報が6千件というニュース。理由その1里山に人が住まなくなったので、おいらの生活の場所にちょうどいい。理由その2餌のドングリ不足で、人間が作ったトウモロコシやブドウも食べないと腹ペコになる…

どこがヘタレなのか、わからない

このブログで、顔のわかってる読者は多くありません。「だっち」さんで紹介している人は、読んでくれているでしょう。たぶん。それ以外の人は、何が哀しくて読んでいるのでしょうか? ありがたいことです。機会があれば、訊きたいものです。「カメだっち」と…

何も変わらないことで遊んだ夜

8日は3連休、最後の日。体育の日が移動して3連休。こういうケースが多いので、いったい何で休みなのかわからないよね。ブログ、ひさしぶりに書いてます。寄席「鈴本」で、1年ぶりに柳家小三治師匠を聞いたので、それから2〜3日は家にある彼のCDを延々…

もらったけど、ごめん「学だっち」

高校・大学が一緒の「学だっち」から、落語独演会の入場券をもらったので、楽しみにしてました。三遊亭遊吉師匠が「お血脈」を演るというので。会場は、上野松坂屋前の「上野広小路亭」。夜6時半開演でした。上野には最近行ってないので、界隈散歩しようと…

毛抜きで抜かれたら、と想像すると

市川染五郎さん、体の調子どうですか? 順調に回復してるでしょうか?8月27日、舞台の奈落へ落ちて1ヶ月余。去年、渋谷区文化総合センター大和田で、吉例カブキ踊り「渋谷金王丸伝説」がありました。端然とした踊りに見とれる。「これが貴公子の舞踊とい…

スタジオの隣でロケできた58年前

水泳教室が終了後、午後はピーカンでしたからプールの裏手にある大蔵運動公園を歩く。外周の林苑ゾーンに進むと、斜面の先に平地が広がり、その先に仙川が望める。山道のように整備された林道を降りてみる。麓で幅3mほどのせせらぎに出会う。親水ゾーンです…

芥川龍之介も煤煙で悩まされた時代

10月1日、復元した東京駅・丸の内駅舎、もう見学しました?数あるターミナル駅の中で、やはり、他を断然リードして押し出しナンバー1の威厳があります。もちろん、これは皇居と、そこから続く道と、行啓の発着駅というセットの設計だからです。明治41…

どう、気分切り替えてやってる?

トリッチ・トラッチポルカの気分です。心ウキウキ、笑顔がこぼれる曲。聴いたのは、清里にある観光施設・萌木の村。ここには、トラック荷台分の巨大オルゴールがあります。時間が来ると、4〜5曲鳴り出す。どういう仕組みになっているのか、裏手に回る。オ…

小布施は、東京人を惹き付けるね

栗と北斎の小布施紀行、9月13日の巻。町内と、近郊の岩松院・浄光寺はシャトルバス「おぶせロマン号」でつながってます。時刻表を見て、来るまで周囲の風景を見やる。時間になってもバスが来ない。「やることが、のんびりしてるからね」と、30分ほど待…