2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

校長先生・デルボスケ監督の汗

6月30日で、2013年の前半終了。テレビのスポーツ番組を避け、結果が載ってる夕刊も見ないで、録画放送を待つ。サッカー・コンフェデ杯の準決勝2試合目は、スペインvsイタリア。去年のユーロ決勝と同じ。スペインが4−0で圧倒したので楽勝と予想する…

梅ぼしだけの梅は、MOTTAINAI

「梅ぼしの歌」ってのが、あるそうじゃないですか?・2月3月、花盛り。5月6月、実が成れば、枝からとられて籠の中。7月8月、三日三晩の土用干し。梅花は花で見る。塩とシソで酸っぱくなった梅干は梅干。成長に季節があることを、つい忘れる。・思えば…

24時間遅れの、深夜スポーツ

サッカー・コンフェデ杯準決勝に突入。日本が消えたせいか、TV地上波では中継されない。と、あきらめていたら、丸一日遅れで、フジTVで録画が放送された。もう一試合の、スペインvsイタリアはBSで同時中継されるが、これも、丸一日遅れで、フジTVで録画が放…

川本三郎さんは、胸を詰まらせる

世田谷文学館で開催された講座「書物の達人 丸谷才一」に出席しました。7月までの5回連続講座で、僕が聞いたのは「昭和史のなかの丸谷才一」川本三郎さん講演です。三郎兄さんは、古本街でよく見かけました。とにかく若い。今回も「来年70歳になります」…

古い日付のブログを読む、金さん

これ、小金井良精先生の写真です。先生は、明治時代のアイヌの研究家。銅像になっても、アイヌの頭蓋骨をかかえてます。東大医学部で解剖学を教えていました。この写真をブログに掲載したのは、2012年11月9日。読者って、ほんとに意外な人が読んでい…

予算や工期で説得されない知子さん

佐賀県武雄市は、人口5万人。市長は43歳。伸び悩む税収に、市民病院が毎年2億円赤字だったのを、民営化で1億円の黒字化に成功。図書館でも ! なアイデアを思いつき、かねがね話題の代官山のオトナ・ツタヤを訪問した。イメージしたとおりだったので、…

三国さんのパンツ姿を見たかった

PAPASの広告は、中村嘉葎雄さんや三国連太郎さんがやってました。シブ目のキャラが、カジュアルをはおるミスマッチがいい。憧れて、PAPASよく買いました。その三国連太郎さん。死後2ヶ月経って、惜別譜がだいたい出そろいました。迫力、型破り、不器用、窒…

桂ゆきさんは、ゴッドマザーだな

このポスターのオリジナルは、いつの時代でしょう?銀座にカフェが流行した時なら、昭和初期。女給さんの時代。今年、生誕100年を迎える彼女は、大正2年生まれ。昭和初期は、20歳代。抽象画家・桂ゆきさんです。この時代に、藤田嗣治・東郷青児・古賀…

私には、どうでもよくないこと

バラを育てるようになって、雨が大切とわかりました。ですが、やはり、梅雨はうっとうしいよね。そこで見つけた「さくらんぼマンボ」。そこの、あなた。「うっとうしい! 失せろ!」とゆで卵や鉛筆なんかを投げないように。こんな季節こそ、ご陽気にマンボで…

耐えるザック、あなたの慰めは何?

20日午前7時に始まった、コンフェデ杯イタリア戦。依然テレビがガチャガチャ画像で見られない。おまけに、ブラジル戦のようにラジオ放送も無し。なんじゃ、こりゃ?テレビにもどって、アナウンサーの声を聞く。とにかく、日本選手名ばかり呼んでいるから…

どこかに、朗読を聞いて育つ少年少女

出久根達郎さんが1993年に『佃島ふたり書房』で直木賞を獲った時、「ずるい」と思いました。古本屋のおやじが、古本のことを書いて賞をもらうなんて。その頃は、とにかく古本漁りに邁進していて、いつか古本屋をやりたいと燃えてましたから、なおさら。…

昨日のように思い出せる告白

ロマン・ポランスキー = いつもスキャンダルがつきまとう監督。事実、淫行が発覚してヨーロッパに逃げたし。ドキュメンタリー映画「ロマン・ポランスキー 初めての告白」で、いろいろ実相がわかった。サイコ・サスペンスの「ローズマリーの赤ちゃん」は、世…

1万種は、全部ファミリーなんだ

16日午前6時、ブラジル戦0−3惨敗から眠り続ける。2年半のブログで、昨日は初めて写真未掲載。立ち直れないスコア。17日、バラ授業で気分転換できるので助かる。今回は「バラの品種改良の歴史」という座学。園芸高校のバラ園は、品種改良の歴史をたど…

世界を語るのが、遠かったな

★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外★号外テレビ故障して、ラジオでコンフェデ杯を聞く。地球の反対側から、アナウンサーの声が電波で届くリアル。テレビ以上に興奮する。神経が耳に集中。前半3分、ネイマールのボレー…

マグロ解体もやる、舞台にも立つ

定置網漁船「瀬谷丸」進水の話。「寄付を集めて、ほんとに漁船をプレゼントした人がいるんだ」とうなる。足長兄さん。岩手県にボランティアに出掛けた、横浜の板金業・露木さん33歳。出会った漁師が「漁がしてぇ、海に出たいんだぁ」に、その場で「舩を贈…

試合前に、ヘビメタで気合い注入

とにかく16日午前4時まで、「どうすりゃいいの?」とソワソワしてます。サッカー・コンフェデ杯のブラジル戦。ここに、緊急事態発生。半年ぶりに、またテレビがガチャガチャになった。画面が2つに割れ、なおかつ、白線が凶悪にちらつく現象。テレビが見…

ちなみにドーバー海峡は34km

1ヶ月ほど前に、公園で読んだ本「なぜ人間は泳ぐのか?」太田出版刊。速く泳ぐ方法は、いりません。できないし。遅くても、長く泳ぎたいと思っているので、遠泳をやってる人の話は参考になる。著者のリン・シェールさんは、ニューヨーク在住の放送ジャーナ…

雨を眺めて、禁断の調香師を思う

16日の午前3時が、なかなか来ない。サッカー・コンフェデ杯のブラジル戦。チームはすでにブラジリアに到着して、さっそく体をほぐす。去年は0−4の惨敗でした。先日のイラク戦もシャキっとしないザックジャパン。まぁ、負けるというのが大方の予想ながら…

東京駅前にある興奮ユートピア

カメラの液晶モニターが壊れて、修理に出してます。保証期間内だから、タダかと思ったらとんでもない。1万円以上する。値段の中で、液晶コストは5分の1を占めるほど高額なんだね。今回の写真は2年半前に、東大小石川分館で撮影したもの。ちょうど10年…

バラと付き合うには、必・長袖

雨が降らず、都心の水がめも心もとない今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。「今年は、雨が降らないので雑草が生えません。カリキュラムの除草をする必要がありません」。天と地は、巡りめぐっている理屈。バラ園の授業5回目は、まず肥料作業。牡丹・…

漱石も、ミレイが気になっていた

これ、上高地・明神池近くの写真。嘉門次小屋の脇を流れるせせらぎで撮った一枚。長く揺れる水草が、流れる裾模様に見えた。ジョン・エヴァレット・ミレイ作「オフィーリア」じゃないか。ハムレットの彼女オフィーリアが、狂って川で溺死する。この19世紀…

部下から聞く耳、持ってますか?

学校の体育は、勉強から逃げられるから好きでした。体を動かしながら「これで授業なんだから、助かる」と、消去法の楽しみ。もっと体を動かしたい、さらに体育大学まで進学したいというのは、思いもしなかった別世界。日本体育大学の正門前にある彫刻を仰ぐ…

世間から自由になるとスースーする

シャネルのリシャール・コラスさんは、小説を著きます。生き馬の目を抜きながら、論語・美術など一見経営と無関係のことに見識が深い社長は、けっこういます。総じて、求心的なテーマ。彼の自伝らしき「遥かなる航跡」は放心的だから、毎日同じ場所で暮らす…

新しい土地で、新しい発見を

デジタルカメラのボディ裏面には、モニターがついてますね?スイッチをONにして、いざ撮影とかまえたら、抽象画のような画面が現れた。ガラスが割れたような曲線が数本走り、レンズにひびが入ったとあわてて渋谷の店に駆け込む。「これは、液晶がこわれたん…

富士山の文化って、よくわからん

いつの間にか、富士山が世界文化遺産登録されるらしい。どのへんが、文化なんでしょう? 霊峰だから? 浮世絵に描かれているから? 文部省唱歌「富士山」があるから? ・あたまを雲の上に出し 四方の山をみおろしてさぁ、皆様ご一緒に。作詞が、巌谷小波(い…

12番目だから騒ぐんですけど

W杯予選、1−1で出場決定。うれしい。オーのロングボールがサイドネットを揺らした時は、「まさか」でした。それからの一進一退。本田から香川へのパスに、相手のハンドというのも「まさか」でした。本田のPK決まって、スタジアムは勝ったように狂喜乱舞。…

本がつくる磁場がカルチャーなんだ

クルマの音が聞こえてくる、大通りから一つ奥にある広場。その音に負けずに彼女の声が聞こえてきたから、振り向くよ。しばらく、聞いてました。舞台で朗読でも披露するのだろうか? 最近、朗読会ってよく聞くし。「TOKYO BOOK SCENE」玄光社刊。読書体験をシ…

手から足が生えるような実験

園芸教室4回目の授業は、「バラの花がら摘み」。の予定でしたが、前回と同様に「菊の挿し芽」作業をする。木の場合なら、挿し木。芽の場合は、挿し芽というんだね。植物は、生命体です。植物ホルモンを持っている。このホルモンは、発根・発芽・休眠・老化…

キョーサイは、キョーゲン好きだった

浮世絵の歌川国芳つながりで知った、川鍋暁斎(かわなべ きょうさい)。師匠の国芳がお化けをよく描いていたので、弟子の暁斎もよく描いた。お化けとか骸骨が、喧嘩したり将棋を指してる絵。ユーモアは共通。違う所は、ファナティックなところ。国芳に比べて…

眺めがよくなるハンモックがほしい

ジャケ買い本「旅立つ理由」旦敬介著。アフリカと中南米を旅した21の物語。片岡義男さんは北米ですが、彼と同じ漂流感のある文章だった。南大西洋をはさんで、ケニアとメキシコ・キューバ・ブラジル。文章が雨期です。湿ってます。その場で暮らしたい自分…