梅ぼしだけの梅は、MOTTAINAI

梅ぼしの歌」ってのが、あるそうじゃないですか?

・2月3月、花盛り。5月6月、実が成れば、枝からとられて籠の中。7月8月、三日三晩の土用干し。

梅花は花で見る。塩とシソで酸っぱくなった梅干は梅干。成長に季節があることを、つい忘れる。

・思えば、つらいことばかり。これも世のため人のため。

運動会について行く、海にも山にもついて行くのだった。

6月中旬の園芸高校のキャンパス。目白の椿山荘程度の敷地はあるから、樹木も多い。

ゴルフボール大の梅の実が、ドンと音をたてて落ちる。正確には、地面で1〜2回弾むので、ドン・トンという連続音。それから、傾斜に沿ってコロコロ転がる奴もある。窪地に集まる。

3分に1個落ちてくるから、おもしろい。

手にすると、馥郁とした香り。この状態で食べたら、どんな味がするのだろうか?

梅の実は、園芸科・食品加工科の教材なので、もらうわけにはいかない。

練馬区としまえん遊園地の隣に、「庭の湯」という健康施設がある。7月15日まで、東久留米市産の野菜フェアが開催中。ほうれん草、小松菜、水菜、トマト、トウモロコシなどの近郊野菜。

仕掛人は、シンクタンク代表を務める渡辺恭子さん。彼女に付き合ったのは、若手農業人。

世田谷区も、けっこう農家があります。個別に直売してます。合同で「農業まつり」のようなこともやります。

でも、メニュー開発まではやりません。仮設のレストランもありません。これは、世田谷区の農家が「追い込まれてない」からなのか? 神奈川県東部の農家と組んで、大々的なイベントをやってほしいなぁ。

各国のシェフやパティシェを呼んで、素材の意外な調理法を見せれば、生産者も作っているものにプライドが出てくると思うのだが。

梅ぼしが、憎くて言ってるんじゃないの。梅ぼし、好きだし。フレンチやイタリアンの梅料理とか、南米の、北欧の、アフリカの梅ランチを食べたいよね。

園芸高校・食品加工科の学生、がんばれ。