2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
案内状の地図を確認しておいてよかった。てっきり東京芸術大学に行くところだった。向かったのは、東京音楽大学。チョット似てない? 池袋駅からも目白駅からも徒歩15分。鬼子母神の隣に、音楽大学があったんだよ。今年は、日本とスペインの交流400周年…
歌舞伎「髪結新三(かみゆいしんざ)」を映画で観た。先だって亡くなった十八代中村勘三郎のお父さん、十七代勘三郎の映画。30年以上は前のものだろう。忘れたころに東劇で開催されるシネマ歌舞伎。名優たちの映画版。どれにしようか迷った末に「髪結新三…
この本、飛行場にある書店には必ず置いてあるでしょう。「夜間飛行」光文社古典翻訳文庫刊。飛行場には免税店もある。化粧品売り場には、ゲラン社の香水「夜間飛行」VOL DE NUITが売られてるかもしれない。翻訳したのが二木麻里さんだから、解説にも女性なら…
ベンチで一休みしていると、前は植栽だった。どこからか、カミキリムシがやって来た。これ、より新鮮な葉を求めて動き回っているのだろうか。お気に入りの味が見つかるまで、長い触覚と手足を忙しく動かす。「葉っぱは逃げないから、少し落ち着けよ」。足を…
8月中旬がお盆だと思っていたら、東京は7月中旬だという。親父の墓参りに高輪に向かう。もうさ、連日「熱中症」のニュース。とにかく暑いぜ。駅前の花屋に入る。「このバラください」「これはバラじゃありません。トルコキキョウですよ」。癖で、墓石を手…
「預金小切手」というものがある。小切手を現金化する時に窓口で通帳を見せる必要があり、かつ受け取りに2営業日かかる。つまり、めんどくさい。でも、銀行ができる「オレオレ詐欺」防止策だという。高齢者が高額を引き出す時、神奈川県の銀行の対応はこう…
前回、彰国社刊「まち建築」では地方の町活動がいろいろ載ってたので、出掛けたくなった。勝手知ったる清里を、2年ぶりで訪ねた。1970〜80時代に我も我もと押し寄せて、皆が皆それテニスだ、やれ牧場アイスクリームだという賑わいは無い。一攫千金を…
浜松町から田町そして品川に向かう山手線。東京湾で言うと、竹芝桟橋、日の出桟橋、芝浦埠頭。その中間に通っているのが芝浦運河。コマーシャルのカメラマンをやってる「カメだっち」と、運河を歩く。鼻歌親父の2人連れ。船がマイホームの「水上生活者」と…
1835年夏。ニューヨーク市民は76年周期で地球に接近するハレー彗星がまもなく見られると関心を集めていた。興奮してた。折りも折り、一部6セントと高額だった新聞に、1セントと価格破壊で業界に乗り込んできた新聞があった。ペニー・ペーパーの元祖…
W杯が終了して、1週間は経ったか。Jリーグも再開した。日本が負けた悔しさで、選手たちは心に期すものがあったと思う。目の前の試合に「4年後は、俺こそ代表になって」と、局面の打開に真剣になる。選手だけじゃなくて、観客にとっても彼我の差を実感でき…
第151回芥川賞・直木賞が発表された。「どろにやいと」で候補になるも、今回も落選した戌井(いぬい)昭人さん。イベントで会ってから、毎回願っているが、毎回落選する。顔が、何回も洗い込まれた「洗濯物」のようで好きになった。シリアスに一生懸命や…
ミュージカル「ブリング・イット・オン」を観た。長男坊のおごり。内容をわかって切符をくれたのかは不明。高齢者に、高校生のチアリーディングのとりあわせ。はなはだしくズレて、お笑いのツボ。BRING IT ONは、「かかってこい」の意。チーム内で気合いを入…
建築界のノーベル賞といわれる、プリツカー賞。日本人も受賞者がいる。けっこう先進国なんだ。6月に授賞式があった。受賞したのは、坂茂(ばん しげる)さん。式のために来日したのは、トーマス・プリツカーさん。ハイアットホテルグループの会長で、世界5…
「芝の語り部 養成講座」第2回。さっそく、滑舌(かつぜつ)のテキストが配られた。町歩きのガイドをするのだから、しゃべりの技術は重要。声の5つのポイントは、1 強調 2 抑揚 3 間と区切り 4 速度 5 滑舌舞台俳優がよく滑舌を稽古すると聞くが、わ…
東大駒場キャンパスの学生食堂でカレーを食べた。学食、売店、ホールなどが次々と完成。遠目には、スチレンボードと針金で組み立てた建築模型に見える。戦後のモダニズム建築は、保存されたり取り壊されたり。源流の一人がル・コルビジェ。よく聞くけど、ど…
もう梅雨明けた?台風通過後、全国で35度以上の猛暑日や30度以上の真夏日を記録してる。すると必ず出てくるのが、老人が熱中症で救急搬送されるニュースだ。動物園で「飼育員のお兄さんから氷をプレゼントされ、白クマたちも大喜び」ネタと同じ。風俗季…
・ツバメは、はるばる東南アジアから3〜7千kmも飛んでやってきます。日本野鳥の会が発行している冊子「あなたもツバメ子育て応援団」を読む。渡り鳥は、いい。ところが、この長距離を飛ぶとなると、小さい体に筋肉がみっちりなのではと想像する。なぜ、日…
7月14日午前6時、ついにW杯に決着がついた。ドイツ優勝。それよりアルゼンチン惜敗のゲームだったな。過去の両国対戦成績、今大会の得失点差、ポルトガル戦・ブラジル戦での印象。試合前は、圧倒的にドイツ勝利の予想。攻撃のド vs 守備のア。組織のド v…
ミニシアターのチラシラックに、よく「ショートショート・シアター」があった。短篇映画専門館。それが横浜にあったとは。それも「みなとみらい駅」から歩いて6分。今まで、駅から向かうのは横浜美術館や帆船日本丸の方向ばかりで、その反対側なんだ。あた…
新しく小説家を知って、まず読むのはどっち?小説自体のほうか、それとも本人の評伝・批評の類のほうか。僕は、後者のほうが多い。人や時代や土地を知りたいからなんだ、と思う。小説に限らず、作くられたものはすべて時間空間の産物だ。「ぼくはスピーチを…
プリンスホテルがある芝公園。歩いていたら、前方後円墳があった。名を芝円山古墳。都内最大級という。芝といえば芝東照宮、徳川家菩提寺・増上寺の印象が強い。古代5世紀から、芝はあった。案内板を読んでいると、野良猫多数を引き連れたおばさんが来る。…
10日、準決勝アルゼンチン・オランダ戦。誰でも得点できるオランダ有利と予想していたが、コスタリカ戦に続きPK戦。2回、ラッキーは続かなかった。今回ほどPK戦の多い大会は、過去には無かったのではないか?ボールをセットし、後ろに下がり、集中するキ…
横浜にあるIKEA再訪。最初は、田園調布から無料送迎バスで行った。到着してもピンポイントで、土地勘は無し。横浜市に引っ越してから、路線図を拡げてバスでの遠足計画に夢中になってる。IKEAは、新横浜のすぐ北にあった。バス停でいえば、「新開橋」。店内…
日本報道写真の草分け、名取 洋之助。編集者でもあった。数年に1回は、回顧展がある。彼が作った事務所が日本工房。仲間に、木村伊兵衛、原弘、伊奈信男、土門拳、山名文夫、亀倉雄策など。彼らと一緒に、日本対外宣伝誌「NIPPON」を創刊した。戦前の話で、…
東京言葉の大阪度は35%くらいあるだろう。大阪の東京度は0%だけど。江戸落語にいたっては、たぶん浪花度が70%くらいあるんじゃないか? 原話は、大阪のものが多い。大阪の落語家が、東京言葉をからかって「キミ、ダメじゃないか」なんてこと言って、…
か、か、か、か、悲しすぎるぜコスタリカ。足の指が、芝を噛む。準々決勝進出、唯一の番狂わせ国コスタリカ。前半も後半もポゼッション無く、疾風怒濤のオランダ攻撃をあと一歩でゴールさせない。今大会は、GKが活躍してる。ナバスも大活躍。これで彼も欧州…
都市に住む学生が農作業をし、秋になれば働きに見合った米を受け取る。名付けて「奨学米」。支え合う取り組みって、なんだか増えた。農家と学生が、肩書きを溶かす。農業文化に情報処理技術が混入して、最近はIT農機も活躍してる。土の質、日照時間、肥料の…
深沢七郎さん。今年、誕生100年ということを知る。山梨県石和町、現在の笛吹市の産まれ。見てないがNHKドラマ「花子とアン」の甲州弁で育った人。「盆栽老人とその周辺」を読んだ時、盆栽をめぐる人々の「いぎたなさ」に射抜かれた。でも、「かさぶた」が…
何度も「リタイアする」と言っては返り咲く、諜報小説家フレデリック・フォーサイス。最新作「キル・リスト」角川書店刊。最初のリタイア宣言をした時、記者から「これから何を?」と問われ、「田舎に引っ込んで、ゆっくりしたい」と答えた。イギリス人成功…
2日。 アルゼンチン vs スイス。0−0で、また延長戦。最後の最後、メッシのパスをディ・マリアが受け、左ゴールに突き刺す。ア〜〜〜ベルギー vs アメリカ。0−0で、またまた延長戦。べ攻撃に、ア防御。延長前半、早々にべ1点・・・・まだまだ。べまた1…