放課後・補習もある写真教室
横浜にあるIKEA再訪。
最初は、田園調布から無料送迎バスで行った。到着してもピンポイントで、土地勘は無し。
横浜市に引っ越してから、路線図を拡げてバスでの遠足計画に夢中になってる。IKEAは、新横浜のすぐ北にあった。バス停でいえば、「新開橋」。
店内1周。
相変わらず、なんでも安い。今までの生涯が、確実に5分の1以下の価格で買えるほど安い。
だから店内もう1周する。
広いから疲れた。ドリンク飲み放題付きホットドッグ100円、これが唯一のお買い上げ。
そこから、新港地区のハンマーヘッドスタジオに移動。
おや? ドア開かない。倉庫の中で、イベントをやってる様子が無い。NPOがアーティストに声掛けして活動していたのに、4月で終わっていたのだ。
う〜ん。貨物も人の気配も無い埠頭の敷地に建つ倉庫は、ライ・クーダーの「パリ・テキサス」のような風景だ。
「たのしい写真」平凡社刊で、写真家のホンマタカシさんが言ってた「ニューカラー」って、これ?
写真。ある時は芸術、ある時は図鑑、ある時は人生の記念、ある時は娯楽、ある時は広告。
住所不定のいかがわしさが、写真の楽しさだ。
一方に、被写体を常に探す写真がある。目的がある写真。正確な写真。決定的瞬間を狙う写真。
一方にもっと客観的に世界を捉えたい写真がある。すべては等価値だから、開口的。特殊な体験はしなくていい。それが「ニューカラー」というジャンル。
視点は分散し、いつ撮っても何を撮ってもいい写真。主体は撮影者ではなく、目の前の景色・環境なのだから。
観念は、アメリカの心理学者ジェームス・ギブソンが知覚理論で打ち立てたらしい。
ホンマさんは、「アフォーダンス 新しい認知の理論」岩波書店刊を出した佐々木正人さんと対談して、自分なりの写真の見取り図を話していた。