2014-01-01から1年間の記事一覧

図書館もしなやかに

暦の上ではディセンバー、ブログの上では大晦日。ヒートテック着てても、とにかく寒い。Cure Rubbishの兄さんがたも、完全武装。MC途中では、掌をこすりあわせる。図書館へ返却に向かう途中のたまプラーザ駅で演奏していた。「未来の図書館、はじめませんか…

鮮やかに「あの愉快」へ

こういう中吊りを見ると、読んじゃうよな。読みこんじゃう。週刊文春の超特大ワイド34本。サッカーでは、「八百長疑惑 アギーレ解任必至で協会幹部の責任逃れ工作」とあった。つらいよな、協会も。日本は、世界サッカー情報網のかやの外なんでしょ。地獄耳…

カラス天狗が本流だった

初日の出を拝むのは、富士山が最適?「なにも、そこまでして」という向きの方に、高尾山があった。「初詣は都営交通で! 高尾山への直通列車」キャンペーンによると、都営新宿線のダイヤは以下のとおり。・本八幡 2:35 ・森下 2:57 ・馬喰横山 3:…

勘兵衛さん、あなたのおかげ

初詣より締詣。へそ曲がりだから、新年を迎える年末の境内が好きだ。大晦日の夕方、浅草に10年ほど通ったくらい。予兆の前の静けさ。横浜新市民の初締詣に、お三の宮・日枝神社へ。友だちデザイナーの女史に瓜二つ(特に名を伏す)の狛犬と対面する。案内…

年末はブルースが似あう

「幕末の毒舌家」中央公論新社刊。天保9年生まれ、明治30年没の大谷木醇堂(おおやぎ じゅんどう)は、書きなぐった。書き飛ばした。書きちぎった。書いても書いても、とめどなく「あっ、そのことについちゃ」が出てくる。「公私雑録」300巻に腰を抜か…

なんでもあるなら、探そう

クリエイター仲間「クリだっち」続報。彼に案内された「人形町 今半」。浅草じゃない今半があったのだ。どういう関係だろう?すき焼きが定番。人形町は、ふかして饅頭も売る。総菜も売る。以下、( )内は店長が強調したい点。よろしく。レンコンメンチカツ…

垂直になった緑の楽園

築地は、魚市場とかの土地のイメージがある。地下鉄日比谷線の路線図で確かめると、築地→八丁堀→茅場町→人形町→小伝馬町→秋葉原と南北に連なる。ここを東西に横切るのが、有楽町線・武蔵野線・京葉線・東西線・半蔵門線・浅草線・新宿線・総武線だからね。周…

何が、住みやすいのか

INSTITUT FRANCAIS、これアンスティチュ・フランセと読む。飯田橋にある。本読み放題、DVD見放題。写真展があるは、結婚式会場にもなるは。おフランス気分満点。このアンフラと、恵比寿にある日仏会館がどういう関係にあるのかわからなかった。もしかして、…

桃栗3年、サビ8年

NHK「亀田音楽専門学校」が、終っちまったぜ。「2シーズン目は、今日で終了です。J-POPの魅力はまだまだあります」と言ってたから、3シーズン目があることを期待しよう。作詞は、わかる。問題は作曲で、「音符が、どうしてその音なのか?」と不思議だった…

使える新聞になろう

田園都市線名物、朝のラッシュアワー。どうしようもない用事で、1年に数回は経験する。朝刊を読み残して、電車の中で続きを読む。いや、読もうとして気付いた。今どき、紙の新聞を開いている奴なんかいないのだ。5センチの隙間を活用して折り畳みながら、…

跳ばない蛙に理由があった

有名ではあるが、まったく読んだことがない作家はたくさんいる。「トム・ソーヤーの冒険」のマーク・トウェインなんか、代表例だろう。今回も、訳者が柴田元幸さんでなければスルーしてた。代表作以外にも、短篇を量産していたトウェイン。始まりは印刷工か…

シンポ もっと若者に漱石を

新宿区は、早稲田南町に「漱石山房記念館」を建設する資金を募りたい。朝日新聞は、100年前の新聞連載小説「三四郎」をテコに拡販したい。両者の思惑が一致し、早稲田大学大隈講堂で開催された「夏目漱石と青春」。漱石ものをたくさん著いた半藤一利さん…

今日あたりサンマイズにする?

本を読んだので、アウトドアのモンベルに行ってみた。ありました雪山用のウェア&ギア。低体温症と体調管理に、着るものは3段階ある。ベースレイヤーには、汗を放出する化学繊維か保温性のウール素材か。ミドルレイヤーは、保温しながらも通気や速乾してド…

贈る本と、贈られて困る本

数ヶ月前に、クリエイティブの友だち「クリだっち」から連絡があった。「こういう店ができたよ」。la kagu。神楽坂にあるから、ラ・カグ。名前だけ聞けば、ラ・家具とまちがえる。訪ねた。駅前に広がるボードウォークのような階段。家具も売っているが、基本…

ほんとかね? ジャーナル

ほっとくと、興味の方向があることがわかった。あらゆる絶滅危惧種。動物の領域だけじゃない。建築再生、五輪に無いスポーツ、死語、古道具、人気の無い学問、跡継ぎの無い商売、本を読む人。かろうじて生き残る、かろじてというニュアンス。第7章 子育てと…

偶然から始まったアート

rock balancing artistこれ、ロックバランシングアート。すでにネットサーフィンで止まった人もいるだろう。僕の場合は本屋サーフィンでひっかかった。海や河原や山で、実際にロックバランシングをやっている人がいたら、驚きは何倍か。黙々と石を積み上げる…

カタルシスの無かった清張

「これ、百恵ちゃんですか?」「だと思います」。居酒屋に百恵ちゃんの曲が流れる。「当店のおすすめ 大盛★貝盛り合わせ」。そうです、忘年会・新年会のアピール。年末の慌ただしさ前の静けさ。年末といえば忠臣蔵。赤穂浪士は本懐を遂げたから、鬱屈が浄化…

ユベントス、気張ってや

サッカーの欧州CLで16強が出そろった。顔ぶれを見るとどこも順当で、今年も1次リーグに波乱は無かった。番狂わせといえば、そもそもマンチェスターUが不出場だったことくらい。強豪はどこも、チームの本拠地に関係無く世界中から選手を調達するので、国別…

遊びならまかせてよ

無事なにごとも無く、たまプラーザ駅にもどって来た。これからの長丁場、彼女が自宅から荷物を持たなくてすむようにと考えた。まず、紙おむつを買った。36枚入りで、おむつといってもパンツの形をしているから、着替えさせる時に手間はかからない。それか…

スタンダードも聴いてくれ

広告写真の友人「カメだっち」続き。2人で、新宿よどばしカメラに向かった。彼は1ヶ月に1回は来るという。撮影用器材だけでなく、周辺機器や消耗品もいるから。「ポイントカードが溜まっちゃってさ」。カメラも見たが、「もう1件いい?」と同行したのが…

相談には可と不可があった

今年のサッカーJ1が、決着ついた。ガンバ大阪は勝って優勝を決めるつもりが引き分けて、浦和レッズにトロフィが傾きかけた。しかし肝心のレッズが、まさかの負け。敵失で、ガンバ優勝をさらう。これで、モヤモヤの第2弾は解決した。モヤモヤ第1弾は、カメ…

「ミカド」後のストーリー

恵比寿から旧山手通りを、あてもなくさまよう小浪幸子さん。代官山のカフェASOで1人ワインを飲み、前を通る人々を眺めてる。それが2014年の9月。「帝王のいない家」幻冬社刊のあとがき。あとがきを読むのは好きだ。やれやれ一段落と声が聞こえて来る。…

好物で6次産業化したい

生姜はジンジャー。店に出す全メニューに生姜を入れるレストランが新百合ヶ丘にあるらしい。「元祖ジンジャラー」の森島土紀子さん。僕も、瓶詰め生姜シロップを見た時にすかさず買うほど「丁稚ジンジャラー」だ。「食の仕事で起業」チラシで紹介されていた…

電気をグラフにして見る

横浜の大岡川でボートに乗った。川の桟橋から港の赤レンガ倉庫まで、オールを漕いで約40分の距離。モーターボートもあったが、それはつまらん。で、10人乗りのEボートにする。Eとは、エコのことだろう。市が、水上交通の実証実験をしているのだ。これか…

人になった木彫り人形の末

岩手県生まれの宮澤賢治。作品を岩手弁で朗読した長岡輝子さんのCDを聞くと、他の人の朗読は嘘っぽくて聞けない。米米クラブの石井竜也さんは、音だけじゃなくて八方にクリエイティブな才能を開花させている。デザイナーの菊池武夫さんは、老いの魅力でます…

猫は乙女にも親父にも

東海道線は、海岸沿いに東西に走る。と思ってる、そこのあなた。ちゃんと路線図見た?横浜・大船間をほぼ直線で南下する東海道線は、内陸を走るのだ。途中に、一つだけ戸塚駅がある。一方、横浜から海岸沿いに大きく迂回して大船に至るのは、根岸線という。…

欲に負ける狂言の曲目

NHK「古典芸能への招待」を見る。つい1ヶ月ほど前に、山本東次郎さんの狂言を見た。放送は、狂言方の人間国宝3人が国立劇場で公演したもの。東次郎さんも人間国宝。演じたのは「木六駄(きろくだ)」。田舎に住む主人公は、都に住む伯父に伐採した木6本と…

発達障害の過去現在将来

「ソーシャルビジネス・スタートアップ講座」で、プラン発表会があった。当初の受講メンバーは31人いた。今回出席してプレゼンしたのは15人。予想より脱落者が少なかった。「講座」は、経済局が関内イノベーションイニシアティブ(株)に委託した事業。…

赤坂裸族だった勝海舟

これ神奈川大学にあった弁財船。実物大の部分復元模型。いわゆる百石船というやつ。全長は17mある。江戸時代は鎖国だから、大型船は作れなかった。今、咸臨丸を調べたら49m弱あった。このサイズがないと外洋船とは呼べないのだろう。「海舟座談」岩波文…

話すように読めますか?

今年のJリーグも土壇場で盛り上がる。ガンバ大阪が浦和レッズを勝ち点で上回って、首位に立つ。残り1試合の結果で、どちらにも優勝の可能性がある。11月24日に行われたブラインドサッカー世界選手権決勝は、アルゼンチンvsブラジルだった。視覚障害者の…