相談には可と不可があった

今年のサッカーJ1が、決着ついた。

ガンバ大阪は勝って優勝を決めるつもりが引き分けて、浦和レッズにトロフィが傾きかけた。しかし肝心のレッズが、まさかの負け。

敵失で、ガンバ優勝をさらう。これで、モヤモヤの第2弾は解決した。

モヤモヤ第1弾は、カメラだった。

1ヶ月前から、事件発生。

ファインダーを覗くと、虫のようなものが映り込んでる。「何じゃこりゃ?」。そうこうするうちに、充電充分のバッテリーなのに、ONしても背面の液晶画面が暗いまま。

風邪のひき始めと一緒。「病院に行け」と言われないと決断できない性格。

永年、広告写真をやってる「カメだっち」に電話する。買って4〜5年と伝えると、「もう寿命でしょう」とシンプルなお答え。

あっさりしすぎて、肩がカクンと鳴る。

つきあってくれました、新宿にあるキャノンセンター。

ファインダーの中を清掃し、ミラーやシャッターユニットを点検し、電気系統を調べる。人間ドックのように、この際すべてを直すぞ。

ところが出て来た見積もりに1万円足せば、ただ今キャンペーン中の新しいボディとレンズ2本付きが買える。

迷ってる顔に、「カメだっち」は「消耗品なんだからさ」。プロは日常に買い替えがある。事情を30分聞き続けて、やっと納得した。慰められた。

モヤモヤ第3弾は、未解決。

今夏、水盤に張った水を1週間に1度補充していた。激しい減りではないから、暑さで蒸発していると思っていた。

ところが、水盤の下が濡れているのに気付いた。「漏れてるのか?」と調べた。微細なヒビが見つかった。ほっとく? 捨てる?

これを相談できる相手はいない。今年も、優柔不断で暮れる。

★旅する目玉 江田ゆかりさんの石膏

♪旅する鼓膜 GOASTT (Sean Lennon & Charlotte Kemp Muhl)