2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

外苑前へらへら花見、続報は本

デザイナーの「クリだっち」に誘われて、ドキュメンタリー「立ち入り禁止区域・双葉」を見たのは去年だったろうか?佐藤武光監督が、とるものとりあえずカメラを担いで原発の福島県・双葉町に突入した映画。監督には地元ですから、火の玉になって検閲を突破…

物持ちのいい「チビだっち」持参写真

皆さん、今年の花見の感想はいかがでした?23・24日がピークだったそうで、30・31日は桜が残っているか、いないか微妙でした。風に舞う花吹雪がある一方、未だ充分花見の状況でよかった。30日に、コマーシャルカメラマン「カメだっち」事務所で、…

定職はないが、軌跡をソラで言える

「青春を山に賭けて」植村直己著を読んでます。アメリカ・マッキンリーで消息不明になったのが、1984年2月13日。もう、29年経つんですか? そんなに?現在、五大陸最高峰登頂者は日本に何人いるでしょう。世界に拡げたら50人くらいはいるんでしょ…

スパッと解釈なら、彼女にはかなわない

男と女の文芸評論が、これほど違うとショックだったのが斉藤美奈子さんのデビュー作でした。題して「妊娠小説」。男の評論が、小説を読むことから始まって、先行評論にあたったり、時代をさぐったり、作家の交友関係を調べたり、イディア概念に落とし込む。…

彼女の言葉は、こういう意味だった

人とつきあって、なにがおもしろいかといえば、自分の体内 にない言葉を聞く時。ホ・オポノポノ。これ、手相とか星占いとかハーブが好きな「迷子だっち」から聞きました。彼女がハワイで仕入れてきた言葉。語感からして、あの島の住民が昔からの言い伝えのキ…

アウェーは、やっぱりあまくない

柑橘のでこぽん食べてます。名前がマヌケだから、親戚みたい。みかん類は好きです。上目遣いになって、夢中になって食べる。サッカー「絶対負けられない闘いが、そこにはある」はずが、負けてしまった。W杯最終予選、引き分けでもよかったのに、まさかの1−…

ヘタの生命力、親近感、包容力

我が家は朝日新聞をとってます。政治家や財界人の似顔絵は、山藤章二さんが描いてます。顔の右か左下に手も描き込む。これ、章二画伯の特長です。外出先で違う新聞を読むと、違う人の似顔絵がある。「やっぱり、山藤章二はおもしろいなぁ」と感心する。メリ…

赤ちゃん、ちゃんと聴こえてる?

自分と子供の誕生日が同じ人というのは、いるでしょうか?今年、我が家の最大のイベントは、次男坊にそろそろ赤ん坊が産まれること。計画では、次男坊の誕生日と同日の予定だという。初孫誕生という実感はないです。むしろ、童顔の次男坊に、おっさん顔の赤…

文明の建築で、文化を演じる

先代市川猿之助スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の台本を著いた梅原猛さん。今度は、能の台本を著いた。とにかく、何を謡っているのかわからない能。現代語に直した台本だという。いつ演るのだろうか?「梅原日本学を確立した」というキャッチフレーズしか、…

止まらなくなった、ニワトリだった

去年夏から始めた陶芸教室。3ヶ月ずつ入門・初級・中級と進んで、上級はありません。ステップアップしたのはクラス名だけで、ウデは入門のままです。それぞれのクラスに先生がいて教えてくれます。でも、僕は作りたい物を作っていた。だから、上達しないん…

1ヶ月後、バラの畑で長靴はいてます

なにごとも、日本は4月がものごとのスタート。遊びも。首を長ぁ〜くして待ってた案内が届きました。都立園芸高校が実施する「バラ園 緑のボランティア 趣旨説明」。4月22日、初回の説明会。1年間やります。別紙に「年間授業予定表」。高校生と一緒に、…

避けていた場所は、かつてと同じだった

東急プラザにある紀伊国屋書店は、よく行きます。けっこう広い売り場ですが、分野別に足が向かない書棚もある。厳密には、避けてる。だれにも言えない。こういうの、トラウマっていうんだね。法律書のコーナー。無自覚で法学部に入学。大学生協で、六法全書…

何本、マイクを用意すればいいのじゃ

フジテレビのプロデューサーが、「番組ではクチパクしません」とブログに書いたそうです。もう、昭和30年代からあったクチパク。当時は、音響機器もヘタレだったから、あからさまに音とクチが合ってなかった。友だちにはテレビ番組制作会社の社長もいるの…

もう、書き残しておくことは無い

WBC日本ナインが帰国しました。メンバー選出後、山本監督は「皆でアメリカへ行こう」がスローガンでした。あれ?って思ってました。皆さんも思ってました?優勝じゃないの? 渡米が目標なら、それは達成したんだからさ。選手も油断しちゃうよねぇ。ザックな…

日本ナイン、行け黄金の翼に乗って

専門家の予想どおり、WBCドミニカ対プエルトリコの対戦は、ドミニカが勝ちました。よって、日本が準決勝で対戦するのはプエルトリコ。おおかたは、韓国・キューバが消え、2次ラウンドでアメリカが消えてがっかりしているんでしょう。「アメリカが本気じゃな…

それでも頑張れる笠原兄さんは強い

人間ドキュメンタリー的番組は、NHKと民放で大きな違いが一つあります。料理人があまり出ないか、よく出るか。と、常々感じてます。誤解でも理解でもいいですが、民放は基本「女こどもを相手にしてるから」料理全般に熱心。大食い、B級、まいう〜、鉄人、新…

「ごんべ」が種まきしていたのは綿か

羽毛ふとんが普及して、綿の布団って見かけなくなりました。そういえばダウンジャケットばかりで、綿入れの防寒着もなくなりました。たぶん若者は見たことすらない。「もう、日本では栽培してないでしょう」。ほぼ100パーセント輸入の綿コットン。「綿の…

ニュースです。大儀見が笑った

なでしこ、アルガルベ杯は中国に勝って5位決定。チャイナ・ガール。通算、2勝2敗でした。1戦目と同じように、新人を出場させるスタート。旧メンバーは、熊谷と大儀見だけ。女子のA代表は、男子の高校チームくらいでしょうか? お互いにボールを取られあ…

お2人は、実に上品な笑顔だった

古本屋の組合は、東京に4つの拠点があります。五反田会場で即売会を開催するのは、南部支部。古本屋自身の仕入れの場であると同時に、一般人も入場できる。一般人は用があって、つまり探書のために訪ねる。ネットでも神田でも見つからないので、即売会に出…

基本5教科に忠実なのが男の趣味?

あのね、男同士でフランス料理屋とかイタリア料理屋に入ることはあるでしょうか?そば屋とか焼き鳥屋には入るけど。確かに。それが、ケーキ屋に入りました。駅から10分も離れた住宅街になると、他に店がなかったもんで。抵抗がないのは、歳の功かもしれな…

3年目になっても落ち着かない

たぶん、このブログは3年目に入ったのでしょう。東北震災の直前に始めた記憶があるから。飽きもせず、書いてきました。読んでる皆さんは、飽きてるでしょうねぇ。毎度、同じようなネタの繰り返しで。万単位で読まれるブログに対し、1 スピードがない、2 …

墨入り壷と小筆を持つアランさん

ニューヨークで日本人の書道展がありました。ジャパニーズ・カリグラフィ。え〜っ、と驚きました。カリグラフィといえば、パーティ招待状なんぞで使われる、流麗なアルファベット書体のことじゃないの? 文字デザインを、おしなべてくくる言葉なんだ。思い込…

いきなり、そんな。答えられないよなぁ

・"That's a good question.”「いい質問ですねぇ」がウリのアナウンサーの話ではありません。「ブログだっち」ジンファンデルさんは、桜の季節になると大挙して押し寄せるアメリカ人のガイドで現在大忙し。・” I'll check it and get back to you later"とか…

東京進出したおかあさんの「わけあり」

港の酒場は、「わけあり」がよく似合う。漁港はいけません、健康で。朝が早い生業でやってますから、夜は灯りがともってない。貿易港の酒場、これが「わけあり」。でも、外国味がまざってます。新宿ゴールデン街の店は、同じ「わけあり」でも、なんとなくレ…

僅差で負けた、僅差で勝てた夜

なでしこアルガルベ杯見てますか?第一試合、ノルウェーに0−2で敗れて、のりお監督は先発メンバーを大幅に組み替えた。9人は、W杯優勝メンバー。ほんとに、選手の新旧交代はむずかしい。対ドイツ。去年、アメリカには負ける気がしないのに、負けた。今回…

「日曜はダメよ」を作曲した人だった

去年、シルビー・ギエムのバレエを見ました。「とにかくギエムじゃ」と、演目に目をつむって出掛けたんです。でも、やっぱりベジャールが振り付けた「ボレロ」を見なきゃ話にならん、と、今度はギエムじゃない「ボレロ」を見に出掛ける。どうも、やることが…

自転車通勤している青年を紹介される

「後から、会社の友だちが来ます」と、ライブハウスで「音だっち」ツネツネに耳打ちされました。毎日、仕事で彼とチームを組んでいるデザイナーの遠藤さん。ライブが終わって、しばし中華料理屋で歓談。本と映画が好きな青年だった。「奥さんが、日活に勤め…

「音だっち」ツネツネ3分の3

「音だっち」ツネツネは、平日深夜まで仕事をしてます。水曜日にライブに誘われて、「えっ、仕事大丈夫なの?」と思わず聞き返しちゃいました。渋谷郵便局の裏手にあるライブハウス訪問。ちょうど2年前、このブログを始めたころに2〜3回通って以来です。…

「音だっち」ツネツネ3分の2

3月3日なのに、男同士つれだって出掛けました。「音だっち」ツネツネと、鍛冶の実演。野鍛冶ってご存知でしょうか? 野良仕事に必要な道具は、なんでも自前で作る。もともと、百姓という言葉があります。百の仕事をこなす人。分化する前は、1年間に必要な…

「音だっち」ツネツネ3分の1

高校・大学が一緒だった「学だっち」から、シンポジウムをまとめた資料が送られて来ました。Educationは教育。「教育」と訳したのは、一橋大学創設者で、初代文部大臣で有名な森有礼でした。大久保利通は「教化」と訳し、福沢諭吉は「開発」の字をあてていた…