物持ちのいい「チビだっち」持参写真

皆さん、今年の花見の感想はいかがでした?

23・24日がピークだったそうで、30・31日は桜が残っているか、いないか微妙でした。

風に舞う花吹雪がある一方、未だ充分花見の状況でよかった。30日に、コマーシャルカメラマン「カメだっち」事務所で、5〜6人集合してヘラヘラお花見やりました。

プロのカメラマンは、消防署員と一緒で、いつ「出動」となるかわからない。スケジュールが読めないんです。

事務所クローズの場合に備え、裏手の青山墓地で飲めや歌えをやるかもしれず、皆さまレジャーシート持参で集合。飲み物食べ物も各自持参の、お手軽宴会。

テーブルに拡げた品々を見て、「さすが」と参集者をうならせたのは、小中学校が一緒の「チビだっち」かおるちゃんの食品の数々。息子さんのお弁当を永年作ってますから、その質感が違うんだ。

とにかく、何十年振りかで会う彼女。「おばぁちゃんになって」「肥っちゃって」と恥ずかしがってました。いえいえ、どうして昔日の天才少女の面影充分。

一時、一緒に仕事をしたこともあるんです。「これ、覚えてる?」と見せられたメンバー全員の写真。写真館で撮った台紙付き写真。まるで、覚えてない。

何のために撮ったんだろう?

一見して、逃げ出したくなるような若造の我が身。思い出すのは、事務所でよく寝たこと。30年前からのブラック企業。彼女が朝出勤すると、「床にマグロのようにゴロゴロ転がっていた」んです。

月日は流れて、外苑前で再会。お花見の本場、上野の家に早々に引き上げていった。荷物をかたずける襟足は、学級委員長時代のかおるちゃんだった。

Jens Lekman