虎ノ門で、夜間飛行

建築界のノーベル賞といわれる、プリツカー賞。日本人も受賞者がいる。けっこう先進国なんだ。

6月に授賞式があった。受賞したのは、坂茂(ばん しげる)さん。式のために来日したのは、トーマス・プリツカーさん。

ハイアットホテルグループの会長で、世界500を超えるホテルの創業家のトップ。

賞は1979年に創設された。40年も経ってないのに、もう建築界のノーベル賞になった。

そうだったのか。名前の身元がわかれば、親しみも湧く。

虎ノ門ヒルズ内にオープンしたホテル「アンダーズ東京」も、ハイアットグループなんだね。今度、見に行こう。

さて、前回の「芝の語り部 養成講座」の続き。

こちらは港区役所が主宰しているから、講座とは別に区発行の地図やら観光ガイドブックやら盛りだくさんにくれる。

「芝地区 地域情報誌」を読んだら、プリツカー賞以上に驚いた。

「アンダーズ東京」の総支配人は、アルノー・ド・サン=テグジュペリさん。

誰でも、エッとなるでしょ?

プレゼントの定番「星の王子さま」。作者アントワーヌは、アルノーのおじいさんの従兄弟なのだ。

フランスの紙幣の柄にもなるほど親しまれてるが、日本での知名度も高くてビックリしたらしい。

前々回書いた、建築家ル・コルビジェサン=テグジュペリと友だちだった。「夜間飛行」「人間の土地」は、都市計画の構想に影響を与えた。

っていうから、入手しようと思っていた矢先に「芝地区 地域情報誌」の記事。

「アンダーズ東京」、ますます見てみたい。

Joyce - Água e Luz