試合前に、ヘビメタで気合い注入

とにかく16日午前4時まで、「どうすりゃいいの?」とソワソワしてます。サッカー・コンフェデ杯のブラジル戦。

ここに、緊急事態発生。半年ぶりに、またテレビがガチャガチャになった。画面が2つに割れ、なおかつ、白線が凶悪にちらつく現象。

テレビが見られる友だちをさがす、と一瞬ひらめく。でも、午前4時だからね。誰も相手にしてくれないでしょう。ここで慌てない。落ち着いて考える。「そうだ、ラジオがある」。ニッポン放送でやる予定、よかった。

それにしも、時間は遅々として進まず。しょうがない。

染五郎超訳的歌舞伎」小学館刊を読む。

市川染五郎兄さんの舞台は、渋谷の大和田ホールで1回見ました。創作歌舞伎と舞踊。なんとなく線が細いという印象が、180度変わって、立派な舞台人なんだと納得した瞬間。

実績を残してました。「三人吉三巴白波」「仮名手本忠臣蔵」「東海道四谷怪談」「文七元結」「女殺油地獄(おんなごろし あぶらのじごく)」「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとのえいざめ)」。

舞踊は、松本流の家元・錦升(きんしょう)という実力派だった。どおりで、形になってると思ったよ。

創作も、下北沢の劇場で「シモキタ歌舞伎祭をやりたい」とか、「『およげ、たいやきくん』を舞踏劇にしたい」と意欲満々。あんなに、おとなしそうに見えて。

最後に、一口メモ。

歌舞伎の定式幕(じょうしきまく)は、劇場で違うんです。歌舞伎座は、左から黒・柿色・萌葱の守田座仕様。国立劇場は、黒・萌葱・柿色の市村座仕様。さて、写真はどっちでしょう?

それでは、彼が「髑髏城の七人」で使った、Defenders of the faithをどうぞ。ザックジャパンもブラジル戦前に聴いてほしい。