マグロ解体もやる、舞台にも立つ

定置網漁船「瀬谷丸」進水の話。

「寄付を集めて、ほんとに漁船をプレゼントした人がいるんだ」とうなる。足長兄さん。

岩手県にボランティアに出掛けた、横浜の板金業・露木さん33歳。出会った漁師が「漁がしてぇ、海に出たいんだぁ」に、その場で「舩を贈る」と明言。

募金活動で集めた3600万円を元にできた19トンの船。進水式では「祝い船」の曲がかかった。

五臓六腑(ごぞう ろっぷ)に、樽酒しみるぅ

心臓と肝臓と腎臓とあと2つ、何だっけ? 他にも胃とか腸とか、めくるめく内臓全部に酒がしみ渡る。

そうだろうなぁ。

船の建造費って、住まい1軒分の値段がする。ローンはあるのだろうか?

最近、上田勝彦さんを知りました。元・漁師、現・水産庁の公務員。キム兄に似ているから目にとまる。魚の伝道師で、魚食の復興を熱く語る。

して、彼の友だちが浦安で魚屋をやってる守田釣竿兄さん。こちら、仕事仲間に魚の名前をつけて、ロックバンド鋭意展開中。

好きだなぁ。

歌う左官屋とか、踊るクレーン運転手とか、叫ぶ果樹園主とかも出てこないか。