12番目だから騒ぐんですけど

W杯予選、1−1で出場決定。うれしい。

オーのロングボールがサイドネットを揺らした時は、「まさか」でした。それからの一進一退。本田から香川へのパスに、相手のハンドというのも「まさか」でした。

本田のPK決まって、スタジアムは勝ったように狂喜乱舞。

本田は、ストレスが小さいと燃えません。ストレスハンター。GKが止めても「まだ、イラク戦があるんだから」と、真正面に蹴り込んだのかもしれん。

「いっぱい、いっぱいだ」とつぶやかないところが、いい兄さんだ。

して、その後。

テレビは、全国各地を中継。スポーツバー、パブリックビューイングの国立競技場、大阪の道頓堀、選手の地元。中には、夫オーストラリア人で妻日本人の家族も登場。よくさがしてきたよねぇ。

メインは、渋谷駅前のスクランブル交差点の大混雑。

勝利を念入りに反芻するため、新聞をかみしめるように読んでいると、交差点での警察官のアナウンスが再現されてました。

・皆さんは、12番目の選手です。日本代表はルールとマナーを守ることで知られています。

そうだ、そうだ。

・お巡りさんも、こんな良き日に怒りたくはありません。

いつから、お母さんになったんだ。

・立ち止まらず、駅の方向に進んでください。

だからよぉ、ちっとの時間くりゃぁ、いいじゃねぇかよ。(脚注)2時間ばかりクルマを規制してもいいぞ。

隅田川では、夏に花火大会があります。朝の通勤ラッシュ日本1の田園都市線のような混雑で、1回で懲りた。

その時の、お巡りさんの拡声器。

・たいへんな人出で、熱いです。熱気で疲れます。お互いさまです。私も疲れます。

なるほど。

・皆様あっての、私です。どうか、歩いてください。

歩きゃぁしません。でも、ビールと焼き鳥を差し入れたくなったのは確か。

パムサ