1万種は、全部ファミリーなんだ
16日午前6時、ブラジル戦0−3惨敗から眠り続ける。2年半のブログで、昨日は初めて写真未掲載。立ち直れないスコア。
17日、バラ授業で気分転換できるので助かる。
今回は「バラの品種改良の歴史」という座学。
園芸高校のバラ園は、品種改良の歴史をたどれるように植栽されている、と高橋先生の講義が始まる。
7000〜3500万年前のヒマラヤにバラ科・バラ属の原種があり、それが日本・中国・中近東・欧州に独自ルートで伝わった。
原種は1つでなく、8種類。地上と海を渡って、人間が地球を往来する時代を迎えると、つられてバラも移動し、交配されて、現在は1万種類ある。
現代バラは、大きくわけて4タイプある。
ハイブリットティ フロリバンダ つるバラ ミニバラ。
そこに至るまでの経緯は、もろ歴史。
最近ロシアのプーチンさんが、仕事多忙で離婚したでしょ? かのナポレオンも、ジョゼフィーヌと離婚。戦争にあけくれる夫が不在の間、彼女は好きなバラの人工交配にいそしんでいたのだった。
それまで、カタログに掲載されていたのは25品種。彼女の死後、カタログには4000種あったという。浮気性で不実な女であったが「バラの歴史を100年進めた」。
先生は、写真と一緒に説明してくれました。もちろん、名前とビジュアルは一致しません。追々ね。
放課後の定番コースは、キャンパス内温室散歩。