どこがヘタレなのか、わからない

このブログで、顔のわかってる読者は多くありません。

「だっち」さんで紹介している人は、読んでくれているでしょう。たぶん。

それ以外の人は、何が哀しくて読んでいるのでしょうか? ありがたいことです。機会があれば、訊きたいものです。

「カメだっち」と「音だっち」とは、1年半前のスタート時から読んでます。それが縁で2人を紹介し、たまに寄り合い、ダラダラ・ヘラヘラやってました。

7日に、数ヶ月ぶりに「カメだっち」事務所で再会。

朗報あり。

「カメだっち」が撮り溜めていた写真に、「音だっち」ツネツネが音を付けてパッケージにしたものをプレゼンしたら、クライアントが反応して、みごと、クルマ会社の来年カレンダーになった。とさ。

やったぁ。

写真だけだと、動きません。でも、音が付くと物語が生まれ、シーンが具体的になり、感情が湧く。人を動かすことができる。

一方、「音だっち」も広告業界で働いていますから、写真の狙いを踏まえて音を選べる。両者のキャリアがみごとにマッチングしました。

そこで、2人にカメラを持ってもらう。

最初の写真は、「カメだっち」が撮った「音だっち」。2枚目は、「音だっち」が撮ったもの。

当日、「音だっち」は「くるり」のDVDを2枚持って来ました。共にライブ映像で、訊けばライブものはレンタルされることが少ないので、買うことになる。高そう。

「Yokohama Wiener」を借りる。

京都生まれの2人組。いろいろな人が出入りして、編制を変えて音試しをする。オーケストラにも発展する。自由でいいね。

よっぽど好きとみえて、PCでもどんどん「くるり」を見まくる。合間に、いろんなことを教えてくれる。

彼は最近、動画編集できる強力なPCも買ったから、これからがどんなムービーが出て来るか楽しみ。

インターネット・ラジオ始めたんです」って、また、わからないことを言い出す。要するに、自分でラジオ番組を作って、ネット上に流す。ブログのラジオ版だね。

これ、すごく手間がかかるんじゃないかい?

「ハッセル貸してあげるから、やってみたら?」と、「カメだっち」から言われる。

前にも、言われました。

普通、写真のスペースはタテかヨコの長方形です。ハッセル・ブラッドは正方形。も一つデジタルと違って、すべてマニュアル。だから手が出ないでしょう。

広川泰士さんは、6年前から銀塩写真での活動をやっている。粒子の美しさや奥行き感が違います。デジタルに比べれば、絵画です。

でも、すべてマニュアルだから、相当入り込まないとできません。

一方、デジタルではコンパクトカメラながら、20万円弱のものをキャノンが発表。月のクレーターが撮れる50倍ズームだって。スマホのカメラに対抗して売り出した。

ニコンには、8万5千円の一眼レフがあるから、機種で価格帯がだいたい決まっていた時代じゃないんだね。

1ヶ月ほど前、カメラを階段に落としてもまだ使っている僕は、最近のカメラ事情が気になる。

「ヨコ位置が、ヘタだねぇ」と、「カメだっち」に言われる。

指摘されちゃったよ。そうなんです、どういう風に撮ったらいいか、わからない。最近も、中平卓馬著「サーキュレーション」見ました。

1971年のパリ。日本人に、外国が珍しかった幸福な時代の写真です。でも、残る写真。

プロとアマチュアの作例が並んだCanon Photo Annual 2012をもらって帰る。「三日月」を聴いて勉強しよう。