多摩川喜ぶ100人個展

10月17日から19日まで、「関内外OPEN! 6」が行われる。

横浜のアート・建築・デザインの文化祭ということか。

去年、似たようなイベントに参加した。

同じものかもしれない。作品を一堂に集めて発表するということではなく、クリエイターの事務所を見学できるところが、おもしろかった。

横浜には古い建築が残っていて、それを活用したスタジオが多い。町活動をリノベーションする感じ。

場所を郊外に移して、クリエイター100人の個展をやっていたのが、9月28日の「もみじ市」だった。

京王線京王多摩川駅の改札口から、すでに列ができるほど千客万来

歩いて10分ほどで、多摩川に着く。今年で10年目の開催らしい。

晴天の下、河川敷にカラフルなテントの波が広がる。気持ちいい。

飲食テント、おやつ系テント、古物商い系テント。そして、クラフト・雑貨・デザイン・イラスト系テント。

どちらさんも、場にふさわしくフォークロアというかオーガニックというか脱力味のノリ。

前にブログで紹介した「かんさい絵ことば辞典」でイラストを描いたニシワキタダシさんもテントを構えていた。

もちろん本を販売していた。他に絵はがきやTシャツや文具のようなもの。これに娘たちが押し寄せて、本人は会計に忙しい。

編集者とやりとりする仕事より、よほどうれしい小商いにちがいない。万円単位のギャラより、100円200円をやりとりする。

この場の心地よさの原因がわかった。なにごとも内職的だということ。

出展料は、かかるだろう。地方から来れば、交通費も必要だ。けれど、快晴の空はすべてを忘れさせる。

★旅する目玉 makomoさんのイラスト

♪旅する鼓膜 栗コーダーカルテット