この人もギャートルズ好き

東京デザインウィークまっさかり。

今年で何回目になるのだろう。いつの間にか、山手線の南半分ばかりか東横線学芸大学駅まで広がって100会場以上になっていた。

デザインは、脳みそはここまで感じる考えることができる、というところが好きだ。

グラフィックだけじゃなく、立体・空間・情報のデザインがあるのがいい。見て、デザイナーの発想や結実までのプロセスを想像するのも楽しい。

芝・増上寺の光摂殿でやっているAny Tokyo展を見て回る。

これはAmi Drach & Dov Ganchrowの矢じり。石器の斧や包丁もある。

文化人類学、狩猟や農業。なにより道具を思いついた瞬間の謎が、先史時代から一瞬で今に通じるものになってるでしょ。

パネルを読んだ。

・3Dスキャン、デジタルプリント、ラバーディッピング、電気メッキ

ずいぶん先端の技術で再現したアートだ。

まず、地球の誕生を考えてみよう。人類の始まりは、どうだったんだ? 自然の猛威に、どのような生存を考えたのか?

とまぁ、デザイナーたちはブレストで発表することから始めたんだろう。

先史人たちは改良に改良を重ねて、結論のカタチを見つけた。結果、それが美しいという暗黙知があったのではないか。だから、言語がなくてもカタチは広がっていった。

デザインは多弁だよ。

東京デザインウィークは、デザイナーの仕事がどんどん越境していく祭りになって楽しい。

★旅する目玉 伏黒歩さんの絵  

♪旅する鼓膜 MIYAVI - HORIZON