屏風に描かれた「象と唐人図」。葛飾北斎筆。長崎の出島から、将軍に会いにやって来た象だろうか。初めて見るボリュームに、江戸っ子はたまげたことだろう。動くかたまり。画人は、厚そうな皮膚に注目した。一歩歩むたびに、シワが躍動する。なんて、うまい…
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