ゲルマン民族大接近

見ました? ドイツのサッカー、ブンデスリーガ最終節。岡崎の2試合連続ゴール。これで彼も面目を保ったことでしょうね。

これで、シャルケの内田、ヴォルフスブルクの長谷部、ドルトムントの香川も残留でよかった。来期が楽しみです。

おかげで、ドイツが身近になるんだから僕も単純。今までは違ってました。なにしろ、ドイツやオーストリアって、堅くて清潔で高尚で「ごもっともな」お国柄の印象ばかりでしたから。

ヨーロッパなら、僕は圧倒的にスペイン イタリア フランスのラテン民族が好きでした。



ところが通学以来、音を聴く時間が格段に増えて、すると、どうしても「わからない」クラシック曲なんかは、背景を知りたくなる。音の意味を知りたくなる。ハッキリ言って、まだ「感じるままに」ができません。

で、読んだのが樋口裕一著「音楽は人で輝く」。

僕は、バッハから始まる作曲家名をまだ「記号」でしかわかっていません。曲名も同程度なんです。ところが、この本を読んで後期ロマン派とやらの、あらましがわかりました。

ブラームスワーグナーの2大潮流。

ブラームス派にはドボルザークヨハン・シュトラウス一家など。ワーグナー派にはリヒャルト・シュトラウスやマーラ
ーなど。

って、クラシック好きなら常識で、知らない人には依然として「記号」でしょうが。

僕は19世紀後半のヨーロッパは前から好きでした。これでやっと、苦手なドイツ・オーストリアとかクラシック音楽が身近になりました。



奥付で著者のプロフィールを読んで納得しました。樋口さんは、小論文・作文通信指導塾「白藍塾」の塾長とのこと。つまり、どうすれば他人に伝わる文章を書けるか、それを教えている先生だったのです。

加えて、5月に開催されたクラシックの祭典、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のアンバサダーを務めているという通人でした。

僕にとって、初めてのクラシック講義を、樋口さんから読んだことはラッキーでした。



今回のブログは、サファリでなくファイアーフォックス初体験。リンク貼り2回目。

樋口裕一の筆無精作家のブログ