ワンコと一緒に１万ビュー - 僕だっちタイムス

本来なら、他人様が「到達して良かったねぇ」と声を掛けてくれるのを待つのが、大人の所作というべきでしょう。「え？　あ、そうでしたか」なんてポースをとりながら。

でも、そういうものじゃないんですね、ブログって。

ページビューの話。とうとう、心待ちしていた７７７７回に到着しました。残念ながら、きれいに数字が並んでいた瞬間には立ち会えませんでしたが。

炎天下、愛用の帽子を頭に載せて、あちこち野良歩きしているからです。でも、キリがいい数字を通過して、うれしい。

書き始めてから４ヶ月。知識は増えない、お金儲けのヒントもない、出世に役立つ情報もない。ですから、ベテランブログのように万単位では読まれません。すいません。

５０００回に到着した時に、「僕のブログは、街角のカフェのようなもの」と書きました。ちょっと、おしゃれ過ぎました。

雑貨屋のようなものです。ガムとか鉛筆とか、雑誌とか蝿たたきとか、蚊取り線香とか濡れティッシュとか、歯痛止め薬とか針金タワシとか。

そうです、ハーベィ・カイテルが主演した映画「スモーク」のような店。下町人情交差店前、たまに万引きされる何の変哲もない店ですから、話題になりません。

とはいえ、「開店４ヶ月」でも、店の親爺なりに学習はしているんです。

ちょっとだけ、とびとびながら、ここ１ヶ月ほど電子書籍のことを書いた本に手が出るようになりました。奥付を読むと、年齢によって、はっきり主張が分かれるのを発見。

とか、

昨年は端末が話題に。今年は、端末を売るために配信するコンテンツの充実に、メーカーが乗り出した。と、「国際電子出版EXPO」の様子。

などの、報道にも目が行くようになりました。

映像のDVD、音楽のCD、出版の本。どれも、物体です。物体の価格は、例えば単価２０００円。

それが、端末が行き渡って、配信ビジネスとなる。コンテンツは、例えば単価２００円。

なったと思ったら、たちまちクラウド時代になって、例えば１ヶ月見放題・聴き放題・読み放題で１０００円でしょうか？　すでに無料のものもありますし。

食べ物と同じで「放題」には限度があるのはワカッチャいるけど、「放題」と言われれば、支配欲とか狼藉をはたらきたくなるのは人情で、恬淡としていられるのはお釈迦様だけでしょう。質より量。

コンピュータではイノベーションが「ドッグイヤー」と言いますね？　犬は人間の７倍の早さで時間が進む。ということは、僕はすでに２年強もPCになじんでいることになる、の？

いずれにしても「御用とお急ぎでない方」御用達のコレ。読んでくれた皆さん、諸氏、各位、ありがとう。

次は１２３４５回のページビューが楽しみです。近づいたら斎戒沐浴して、その日を迎えよう。ナンマイダー。

★それでは「音だっち」ツネツネ、今週も暑さに負けずに元気でね。

・本日のおすすめは、ご存知、ゴンチチ。二人の奏でる音色が心地よいです。