負けても「お百度」の効果は充分

見ました? 見ました? 見ました?

ん〜〜〜ん、惜っし〜。なでしこ大健闘。準優勝でした〜ぁ。

スピルバーグ則夫監督は、前半を0−0で凌ごうとしたのではないでしょうか?

0−1 ドイツに入れられても、まだまだ。

0−2 ちょっと、真剣にやらないとまずいかな?

そこで入れました、川澄。1−2で前半終了。

後半、安藤・鮫島・岩清水が下がる。これで、本気を出したかスピルバーグ兄さん。

田中が入れて2−2。布陣に安心したか、兄さんニンマリ。

ここから、思いも寄らぬ二転三転の展開が始まるとは。

熊谷、近賀の好セーブ。50枚写真を撮って、掲載は、川澄にしようか迷いましたけど、近賀姉さんに決まり!(左隅で倒れているのはGK海堀)

なでしこPKを入れられ、2−3。残り時間を考えると、ここで勝負あったの感あり。

45分、なんとFW永里が入れて3−3に戻す。

もはやPK戦と思いきや、46分にGK海堀無念にもゴールを割られて3−4。

7ゴールが乱れ飛ぶ。体幹が丈夫そうなドイツ相手に、果敢にくらいつくなでしこ。柔よく鋼を制す。去年のW杯より落ち着いて見られました。負ける気がしませんでした。

僕らの誇り、なでしこジャパン

アメリカ戦同様、「お百度」を踏みました。

今回、まずやったことは、下着を変えたこと。真剣勝負だからね。

その2は、赤坂図書館に「期限が切れてます。早く戻してください」と督促が来る前に、ちゃんと借りてる本を返却したこと。

その3は、「彼女らもこんなレストランでご飯を食べてるかなぁ」と、ちゃんと現地ポルトガルに思いを馳せたこと。

国道246に沿って1本裏手に、青山一丁目から外苑前に通じる細い道を歩いてました。

住宅街ですが、画廊があったり、うなぎ料理屋があったり、スペイン料理屋があります。気に入っている裏道です。

4時頃でした。鉄柵から垣間見られた白いクロス。お皿もテーブルセッティングされて、この、開業前の風景がこたえられない。空気が停まっているひと時。

入り口部の、大きな鏡。これもいいねぇ。しかも、立てかけてある場所が、室内でなく、戸外。ヨーロッパの田舎のレストラン風。

鏡は、お皿と一緒で、大きいほど好ましい。小さいのはいけません、用をたすだけの印象で。心が開きませんよ。

プロのカメラマンの友だち「カメだっち」の事務所は外苑前にあります。

訪問前に、青山墓地散策。梅が咲いてました。静か。墓所内に梅を植える趣味って、今まで気付きませんでした。

自然の摂理を人間に添わせるって、残された人々が生前の本人に感じるものがあったからできることでしょ。死んだら終わり、じゃない。

これ、いろんな人に言ってるんですけど、なかなか頷いてくれない。

夏目漱石は、死んでいません。読まれてますから。思いを馳せる人がいる限り、無名人でも生きているのよ。

わかってね、そこんとこ。よろしく。

さて、「カメだっち」事務所に集合したのは、他に2人います。デザイナー先輩とコピーライター先輩。どちら様も20年以上ブランクがあっての再会で、60歳を超えて現役。すごいよねぇ。でも、顔も声もしぐさも変わらない。

やすやすと時間を超える。

ところでお客様、お気づきでしょうか? 2年目を迎えたブログの写真。

これまで1年間タテ位置写真ばかりでした。

これから、ヨコ位置写真を練習しようと目論み、「カメだっち」にいろいろ教えてもらう。その他、シャッター優先とか、ピントの位置も教わる。

相変わらず、スイッチ類を覚えられないので、ほんとに助かる。マニュアルの類いでは、ほとんど文盲ですから。読みこなせる人がうらやましい。

頭が#$%&〜@となるのです。ロジャー・ダルトリーを聴いて、落ち着こう。

「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」で大宅賞を受賞した梯(かけはし)久美子さんの、最近の言葉。

「恋する気持ちにオリジナリティーなんか、ないですから」。うまいこと言うねぇ。気持ちをニュートラルにしてもらえました。