これで、スリバチ遊びに邁進できる
サッカー・欧州CLの準決勝第一試合が、日本時間１８日未明に始まると聞いても、地上派テレビで中継しないのであきらめる。
ネットで読んだら、攻守が入れ替わる試合で、想像して興奮する。
５３分に１−１同点になる。レアル・マドリードvsバイエルン・ミュンヘンの試合。後半だけで６枚のイエローカード。
もはやドロー、と思いきや８９分にラームのセンタリングをマリオ・ゴメスが決めて、バイエルン勝利。
だって、さ。
負けず嫌いのモゥリーニョ監督。次戦はホームで闘う。「ひっくり返せない状況でもない」。CL過去２年で２２試合中、負けたのは１回だけ。アウェーで１ゴール挙げたのが自信になっているのか？
スペイン国内リーグでも、２位バルセロナと勝ち点４の差で首位。
目が離せない。
「中國茶禮」なるお茶を飲んでます。「外国人だけが好きなお茶だよ」と次男坊が説明する。
横浜中華街でも売っているお茶。耐熱グラスに入れ、お湯をさすと、あ〜ら不思議。花が咲くお茶。
経験者も多いでしょう。
我が家には１０cm程度の高さの耐熱グラスしかない。グラスの中は膨張した花と茎が、くんずほぐれつして、５・６人がボールを取り合うサッカーの様子。
これら、シャンハイ帰りの次男坊夫婦のお土産。赤い包装が、お茶。
オレンジ色のは、「Panda」印のタバコ。
「訒小平が好きだったタバコだよ。１個８０元。１０００円くらい。毛沢東は『中華』を吸ってた。こちらも高級タバコ」なのだった。
黒いケースは、羊羹かと思いきや、きんつばを甘くしたようなお菓子。すこぶる甘いので、お茶なしでは食べられない。
たぶん、日本では売ってない初物。
サッカーの状況がわかったので、今度は落ち着いてチラシを読む。
・芝生を裸足で感じるパークヨガ。レッスン後、参加者が集まってヨガチェーンをつくり、ギネス世界記録に挑戦する。
あきれる楽しさ。
・ブックディレクターの幅允孝さんが、５０のキーワードを設定し、そのキーワードで各々３冊選書し、バスケットに入れて貸し出す。
来年は、僕にもやらせて。
・ドミニカ出身天才ピアニストのミシェル・カミロ、超絶技巧のステージに乞うご期待。
どんな人？ こんな人。
天気もよくなったことだし、サイクリングに誘う曲だねぇ。
よく借りに行く赤坂図書館は、国道２４６にある青山一丁目駅から、１本裏手にあります。
百花繚乱の自転車と自転車ファッションが見られます。
まぁ、とにかくかっこいいんだ。
レースやってる訳じゃないのに、勝負している。
「デザインを、ポテンシャルを、スピードを、着こなしセンスを、なにげにコントロールしている俺。エコな俺」と、勝負している。
「サイクルペディア 自転車事典」ガイアブックス刊。
クロームメッキチューブ 空気抵抗ゼロ コースターブレーキ トラックレーサー道路を走る ディレイラー クランクレバー３４mm短い ショートチューブ
わわわ、そそる言葉カタログ。
わかっているのよ、おじさん的には。
しばし、ページをめくってました。自転車のカタカナ用語は、意味不明でも不快感がない。
でも、ねぇ。
脚力がないからつらいのよ、おじさん的には。下り坂だけだったら、迷わず買うんだけど。
下りもあれば、上りもある。
散歩の参考に図書館から借りた「凸凹を楽しむ 東京スリバチ地形散歩」皆川典久著。
塩野七生さんが「ローマには７つの丘がある」と指摘しました。東京も７つの丘があると説く皆川典久さん。
北から順に、豊島台 本郷台 上野台 淀橋台 目黒台 荏原台 久が原台。
そして、隅田川と多摩川にはさまれて、台の間を７つの水系が通る。
藍染川水系 小石川水系 神田川水系 渋谷川水系 目黒川水系 立会川水系 呑川水系。
これほどわかりやすく地形を説明した本を、初めて読みました。
緑道や暗渠に興味が出てきて、人知れず「５年や１０年は、退屈知らず」と安堵していたので、改めて、「地形がわかれば怖いものなし」と読み始める。
でも７つの台に、７つの水系でしょ？
覚えられるわけないじゃない。こんな広域を。
決心しました。この本、コピーするより、買ったほうが早い。
「谷」の字が付く地形遊び、会員３名の「東京スリバチ学会」に僕も入会したいなぁ。
