計25回くらい通って、20個くらい作る

22日が、陶芸教室の最終日でした。

初級クラスは、毎週土曜日。さぼりました。ということは、15日に手仕舞いしたことになるんだね。

粘土遊びも、今年7月から始める。毎週、暑かったなぁ。

入門クラスとうって変わって、初級クラスの先生はとにかく親切な人だった。自作の道具をそろえて、何か訊けば貸してくれる。

窯はクラス横断で稼働するので、1回の焼成にビギナーからベテランまでの作品が並ぶ。中に、急須がありました。するってえと、無性に真似したくなるのが性分。

本来なら、初級クラスで急須は作らない。

「やりたいんですが」と、意気込む生徒。

「やってみましょうか」と、受け止める先生。

ボディは作れるんです。それからが、タイヘン。フタと把っ手と注ぎ口。小さいながら、機能性最優先の部品でしょ。いいかげんができない、もっとも苦手とする作業。

厚みは不揃いだし、把っ手は細くて小さいし、お茶が通る穴は釉薬で半分塞がるし。

出来損ないだから、チョコボールを入れてごまかす。

でも、そこから急須ってどういうプロポーションをしてるのか、お茶屋の前を素通りできなくなりました。

たいがいは、ワゴンに並んでます。それを凝視してると、これまた「いらっしゃい」と店の人が出てくる。脇に立たれると、写真が撮れない。

従って、無言で目に焼き付けることになる。black sabbathの耳鳴りがしますよ。たいがい。

ひとくちに急須っても、千差万別ということがわかった。

お湯の容積の違い、縦型横型、注ぎ口の形状、ボディとフタの合わせ方。土や意匠のことまでは、とても目がいかない。

でも、1回注ぎ口のパターンを習ったので、それを拡大すれば花瓶ができるんじゃないか? と試したのがこれ。

シビン型カビン。

・背を高くした → 不安定 → 生地を厚めにして重くしなければいけない

と思考回路は働く。

ところが、粘土が厚いということは乾くのが遅いということ。素焼きするまで、1ヶ月かかりました。

来年は、中級クラスに進級。もちろん、腕が上がったからではありません。むしろ、長時間やるためには金曜日クラスに移動しないとダメだからです。

昼休みをはさんで、6時間くらい遊べるらしい。

少し落ち着いてできるかな?