上方落語CD 桂米朝

テレビばっかり見ている。桂米朝さんのETV特集がよかった。

もう、誰もやらなくなったネタを掘り起こした米朝さんの功績。

「地獄八景亡者戯」じごくばっけい もうじゃのたわむれ。
地獄は、この世の生き写し。

久しぶりにCDで聞く。ついでに、どんどん聞く。出だしの口上は「もう、ほんとに古い話で」が多い。

蚊取り線香をつけ、灯りを消す。一人寄席だ。

「天狗さし」も、米朝さんが古い師匠連から教わった噺だった。ところが、オチの意味がわからない。「どういう意味なのか」師匠に尋ねてもわからない。

いずこから、氷解することしばし。解説文を読んでいると、彼が場所をいとわず歩き調べネタづくりに励んだかがわかる。

落語には違いない。プラス、大人のための昔ばなし。

CDは50枚ばかし手元にある。蚊取り線香が足りないので、買ってこなくちゃ。