建仁寺襖絵 鳥羽美花
引き続き、テレビの話題。
染色画家・鳥羽美花さんは、京都・建仁寺の襖絵を制作した。まず小書院の16面。これから大書院も手掛けるのだという。
寺社の建具をまかされる基準は何か?
もちろん実力がある、ということである。建仁寺小書院を飾るのは、ベトナムの湖の風景。
まず、デッサン。型染めだから、型紙を切り抜いていく。糊を乗せる。絹張りをする。表具に仕立てる。引き手は、七宝だ。
やっと1枚の襖が完成。枠の木部をかんなで調整して、やっと敷居を滑るようになった。
工程はおもしろい。もっと気になったのは、美貌。
京都に鳥羽美花あるならば、東京に松井冬子あり。美し過ぎる日本画家。
花鳥風月を描いてチヤホヤされるような、ヤワじゃない。
東京芸術大学へ提出し博士論文は、「知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避」。幽霊や内臓を描く。
美人は、どのように生まれるか?
獅子身中の虫がいるからだろう、とにらんでる。禅僧は虫が好き。