Life on the border 渋谷映画祭
シブヤ大学で、来年4月に渋谷映画祭をやろうとしている。
どうなることやら。
テレビで「僕ら難民キャンプが撮影所」を見た。
トルコ、シリア、イラク、イランで、ISに追われ難民となりUNHCRキャンプで過ごす人々。子どもたちも多い。
そこで、1人のクルド人監督が考えた。子どもたちが監督になって、映画を撮るとどうなるのだろう、と。
技術は、監督の仲間が教えた。1人5〜10分の映画作りを追いかけるメイキングフィルムだった。
2時間、どんどん苦しくなっていく。
撮影するためにロケハンしないといけない。かつての我が家に行ってみた。破壊されて、跡形もない。
手の無い女の子がいる。「映画を撮ろうと思っているんだけど、手伝ってくれる?」と、友だちを尋ねる。
全身火傷を負った親父と、顔に火傷傷が残る少年。親父のためにキャンプを歩いてメガネを探す。だれも貸してくれない。
子どもたちの映画は、Life on the borderというタイトルで公開されるらしい。
渋谷映画祭では、こういう映画を上映したい。子どもを招き、留学させるアイデアはどうか。
UNHCRの中東・北アフリカ局長が来日して、政府に難民受け入れを求めた。
「日本では『国民が慎重』だから難しい」と応えたらしい。おい、ぜんぜん国民は慎重じゃないよ。
公務員がさぼりたいんだろ。