果敢な仕入れ 積ん読くリスト
「サリーのすべて」作品社刊。
オーストリアのアルノ・ガイガー著。装画がエゴン・シーレ「左足を高くあげた座る女」なので、手元におきたかった。
既刊案内の「悪い娘の悪戯」バルガス・リョサ、「無慈悲な昼食」エベリオ・ロセーロに関心が動く。
「ツーリズムの都市デザイン」鹿島出版会刊。
橋爪紳也さんの最新刊か。
「日本よいとこ、一度はおいで」といったノリの番組が多過ぎて食傷気味のあなた。世界は、インバウンドで稼ごうと開発に忙しいのだ。
まっさらから開発するのもあるが、地域資産を再生する動きもあって、バーミンガムの運河再生なんかうっとりする。
「永遠の歴史」ちくま学芸文庫刊。
本の広告には、「ボルヘスが絶賛」というコピーをよく見かける。
軽々に手を出して、すぐ挫折した本。哲学エッセイだから。
あきらめの先に、関心あり。「『千夜一夜』の翻訳者たち」は、バートン版で有名なバートン大尉の話だった。とはいえ、彼だけが業績を残したわけではない。
「通訳日記」文藝春秋刊。
ザックさん、今頃は家業のレストランと民宿のやりくりで忙しいだろうか。
サブタイトルは2つ。
・ザックジャパン1397日の記録。
そして、よく使った言葉だという
・i dettagli(詳細)
通訳の矢野大輔さんでなく、いつか本人の詳細を読みたい。