怪談牡丹燈籠 歌舞伎座 

歌舞伎座の一幕見で「怪談 牡丹燈籠」を見る。

もともと、三遊亭円朝の口演記録本を読んでない。落語だけ。

円生百席CDなら4枚。

・お露と新三郎
・御札はがし
・栗橋宿・おみね殺し
・栗橋宿・関口屋強請

現役の桂歌丸CDなら、玉置宏さんとの対談を含めて5枚。同じようなタイトル・ストーリーながら、とりあげる箇所が違う。

それくらい原話は精緻なんだろう。

で、歌舞伎はどうだったか。

全2幕。場の名前が落語とは違っていたけど、ほぼCDで語っている範囲だった。

お峰役の玉三郎がプロデュースしたという。世話女房のお峰、玉さまがこんなにコミカル演技をやるのが意外だった。

あの玉さまが。「芝居・戯曲とは」が理解できた。かたいこと言ったら、舞台にならないのだ。観客をくすぐらないと。

市川海老蔵、海老さまは馬子の久蔵役で登場。マヌケぶりがいまいち。

あたらしい歌舞伎座、初見参。1年に1回は来たい。