上から目線じゃない文化

目黒区の中央図書館訪問。都立大学が移転して、跡地はパーシモンホールという文化施設になりました。柿の木坂にちなんで、名前はパーシモン。

この図書館の気に入っているところは、透明感あふれるデザインの建物であること。

次に、1人で20点の資料を借りられる太っ腹なこと。

そして、パソコンでの資料検索を親切に教えてくれたこと、でした。 かつてと比べて、図書館の運営は指定管理会社に委託されてから、どこも格段にカジュアルになりましたよね。



ホールも(財)目黒区芸術文化振興財団が、平成21年〜25年の指定管理者になってます。

自主事業、支援事業、学習事業、委託事業、指定事業を約5.5億円で運営しています。たとえば、自主事業は主催と共催で24公演、同じく支援事業は25公演などなど。

この財団は東京都の教育委員会が主務官庁です。

なぜ、こんなことを書いているか? 実は、かつて関東某県の生活文化課から依頼されて、アートマネージメント講座なるものに参加しました。実演側のプロデューサーともども呼ばれて、ワークショップを1泊2日でやった経験があるからです。

つらかった。

インフラ整備同様に、やっと、文化も「モチはモチ屋」になってよかった。でしょ?