お歴々に期待しています

16日の夜、NHK3チャンネルで「佐野元春ソングライターズ」を見ました。 SPプロローグとありますから、これから連続して放映されるのでしょう。 歌をつくるワークショップ。

中で、RHYMESTERライムスターが登場しました。

ラップのシンガー・ソングライターです。 もちろん僕は初めて見ました。 日本語をラップに乗せるムズカシさ、「どうして、こんなことを始めてしまったのだろう」という嘆きには、けれども乗り越えようと闘っことが顔に書かれてました。

大和男子・やまとおのこは、すべからく草食系ではない。 間違えないでほしい。(キミキミ、誰に言ってんの?)



さて僕は、飛躍を楽しむクセがあるので、しばらくおつきあいのほどを。

ライムスターを見て「ティファニーで朝食を」を思い出しました。 オードリー・ヘップバーンの。  
大和女子は、彼女がしていた真珠のネックレスと、黒くて長い絹(サテンかな?)の手袋にめっぽう弱い。 繰り返し、その写真は雑誌や広告で登場しますから。

そして、映画で歌われたのがムーン・リバーでしたね。 そもそも、これが皆皆サマが誤解する始まりではなかったでしょうか、なんとなくファッショナブルって。 罪はないですが。

確かに映画はトルーマン・カポーティ大兄の原作を、ぐぐ〜っと曲げたストーリーです。 大兄が表現したかったのは心の闇です。 「ホリー・ゴライトリーは自分だ」って。

ここでライムスターにもどります。 ラップって、「どうしようもねぇけど、どうにかなんねぇのか」って叫んでるんでしょ? 違うんでございましょうか? 

21世紀の吟遊詩人には、これから放映されるワークショップで、僕に「最初から『何でもあり』なんて、簡単に言わないでほしい」と見せつけてほしいなぁ。