ローカルを売り出すイタリアン

通学は、地下鉄の都営新宿線「岩本町」が頻繁に利用する駅ですが、ゆとりがある時は、隣の「馬喰横山」駅で下車します。洋服の問屋街で有名ですね。

都営浅草線「東日本橋」駅とJR「馬喰町」駅と、計3駅にかこまれたトライアングルは、問屋街の中でもメッカ。つまり小売り店鋪の人が買い付けにくる場所。シロウトはいません。

ところが、シロウトの中には「シロウトお断り」的雰囲気が好きなモノズキがいて、僕がそのモノズキです。ですから、散歩も楽しい。



学校の地元案内「新参派ショップ」第4回目は、イタリア料理のReneaレーネアというデリカテッセン&カフェ。清洲橋通に面しています。

界隈の「新参派ショップ」の代表格のような「フクモリ」の姉妹店と聞きました。

月ごとにかわる食材は、山形 新潟 長野 石川 佐賀 長崎から取り寄せています。つまり地方の食材にこだわっているのがポイント。

見つけて話をうかがっていた時間は午後3時ころ。まさに陽が射し込んで、イタリアのBARバールのようでした。

地下がレストラン、その料理人がお惣菜をつくっている、という次第。「POPには和牛としか書かれてませんが、佐賀牛や山形牛なんです」と、店長さんの説明。

「フクモリ」では、よくライブイベントが開催されます。姉妹店では、その中継をUstで流すといいますから、これから準備するイベントでも、にわかにリアリティが出てきましたねぇ。



レストランやカフェって、時間帯によって客層が変わると言われます。僕の理想は、ナポリに住んでいるような、近所の事情・万事ワケ知りの名物おばちゃんがいてくれたらなぁ、と。落ち込んでいる客がいたら「チューしてやろうか?」と言いそうな。