疾走する「たまき」さんの勇姿

目黒駅から庭園美術館までの目黒通りは、よく歩いてました。ですから、途中にあるThe Live Stationも場所だけは知ってました。ですが、入るのは初めて。ご学友「たまき」さんが出演するので。

入学後、ライブハウス体験は4回目。不思議なもので、どれくらいの入場者がいるのだろうと、目が数えてました。ほぼ、100人前後でしょうか。そして、客層。幼稚園に入るか入らないかくらいの子供を膝に乗せているお客さんがいたのにはビックリ。いいですねぇ。



見たのは3バンド。

「たまき」さんは、「ゆな吉」のメンバーでギター。

よくわからないのですが、バイオリンとパーカッションのいるバンドって、普通なんでしょうか? パーカッションも周りにいろいろな楽器をとりそろえていて「打楽器なら、すべてパーカッションって言いますね」とは、受付の兄さんの解説。名前のわからない楽器もありました。

ヴォーカルは「ゆな吉」さん自身。MCで親父さんのことを語り、フィニッシュの曲でしみじみ。

ライブではよく、家族のことが歌われます。聴くたびに「どうしてロックのライブハウスって、30代くらいまでの遊び場なんでしょう?」と頭をひねります。

朝日新聞に「親父の背中」という連載コラムがあって、よく出てくる話は、子供と連絡はないけれど密かに子供自慢をするお父さん。それを死後に知る自分。ボタンの掛け違えでしょうか。

繰り返し語られるのは、映画や戯曲や絵画のテーマだけでなく、実人生にこそ。




「ゆな吉」の前後に出たのは、いわゆるイケメンの構成。ですが、ご学友「たまき」さんバンドをひいきに見るのはしょうがないですよねぇ。いや、冷静にみてもよかったですよ。

本日は、普段教室で見られない「ドラゴンボール」ヘアにして登場。

現在でも1ヶ月に5日程度はライブ通いの彼。「過去にはライブハウスで10年近く働いていましたので、『なんちゃってPA』とかできます」と、やっぱり全身ミュージシャンなんですねぇ。

酒がおいしいことでしょう。