鯉のぼりは好きですか?

子供の日端午の節句。もともと鯉のぼりが好きでした。空を泳ぐ鯉のぼりって、のんきでいいでしょ?「これがたくさんいたら、おもしろそうだ」と考える人はたくさんいて、ワイヤーを張って50匹・100匹の鯉のぼりが大空を泳ぐ風景写真をみるたびに、わかるわかると独り合点。

僕の子供は2人とも男の子なので、それも、鯉のぼりに入れあげる理由の一つです。



ところで、見ました?ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの準決勝。

シャルケマンチェスター・ユナイテッドの試合。シャルケはホームゲームで2−0で負けていたので、アウェイで2点以上とらないといけない。

それなのに散々でしたね。前半に2点を奪われて、もはや希望はなくなりました。

マンUは、国内のプレミア・リーグを考えて9人を入れ換え「控え選手」でやっても、この実力。とはいえ、キック・オフ時に先発選手の名前が出身国と一緒に紹介されるでしょ?あれをみていたら、チームはイングランドというより、「世界中から」でした。

シャルケも、ドイツの選手ばかりではありません。内田がいますから。でも、マンUほど「世界中から」ではありませんでした。

そして、後半もダラダラと観戦。サッカーって、瞬時にゲームの支配圏が変わるのですが、その希望もなく。



内田は、内に溜めるタイプなので、キャッチ・フレーズになるようなコメントを発しません。つまり、報道陣が言ってほしいであろう発言をしないのです。いいでしょ?こういうの。

でも、こういう人こそ実は語っているのです。すごい勢いでしゃべっている。他者に聞こえないだけで。

てなことで、日本代表チームの長谷部キャプテンを思い出す。僕は、キャプテンも好感してます。最近「心を整える」という本も出しました。いわく、

・真のプロフェッショナルに触れる

・群れない

・異文化のメンタリティを取り入れる

どれも、ヨーロッパの日常で体感したことでしょう。そして、

・運とは口説くもの

・自分の名前に誇りを持つ

・子供の無垢さに触れる

と、育ちを感じさせる感性。いい青年でしょ?彼も鯉のぼりが好きかなぁ?