思考中、事例に出会う

「ブログ見ました」連絡、第3回め。友人にマーケティングコンサルタントがいます。コンサルタントといえば、競馬の予想屋紳士のごとく「その提案、そんなにいいなら、あなたがやってみれば?」と、言葉をもてあそぶ方も多い中で、彼は信用できる。

理由は、いろいろあります。

まず、相手の立場・地位・知識を踏まえた上で発言できること。

2つめに、横文字をなるべく避けた言い回しをすること。

3つめに、数を実質や実体で理解できること。


僕は、3・11の地震以来、何か日本が変化しているのではないか? 社会が動こうとしているのではないか? と思えてならないのです。閉塞感疲れ、なのかもしれませんが。

気晴らしに、オペレッタの映画「こうもり」を見にいきました。

ヨハン・シュトラウス2世といえば、NHKのお正月のコンサートでおなじみですね? 「こうもり」は、ご当地では、大晦日の恒例らしいのです。

いや、楽しかった。見ながら、僕は、いろいろなところに思いがめぐりました。

・「マイ・フェア・レディ」キャスティングは、「こうもり」が原点なのでは?

・フランス文学の鹿島茂先生なら、このオペレッタをどう読み解くだろう?

・「蒲田行進曲」のフィナーレは、このアイデアをもらったのでは?

・1870年頃初演とあるからには、明治の遣欧使節団も現地で見たかも?


入場時にもらったパンフレットを、改めて読む。主催・楽画会。この会、始めて知りました。客席は、高齢率高し。もしかしたら、日本の高齢者はホンモノ感のある娯楽なら、財布のヒモをゆるめるのかもしれませんね。