チャーリー、ウェーン(泣)

今日も僕のブログに来てくれて、ありがとう。

こういうブログやアンケートやリサーチものには、自己紹介する欄があるでしょ? 中には詳細を極めるのがあって、質問項目が50くらい並ぶのもある。常々、座右の銘とか座右の書という項目に、「座右のお年寄り」を加えてほしいと願っているのです、僕としては。

「座右のおじいちゃん」の数は、両手両足の指では足りないくらい、います。今までブログで書いて来た方々は、たいがい「座右」です。ポケットに入れて一緒にさまよいたい方々。

種村季弘先生も、そのお一人。単行本「徘徊老人の夏」の装丁で使われた写真は、先生の「人生の移ろい」を集大成したような一枚。人声の途絶えた無音であろう商店街を、黒傘一本で「風の吹くまま」歩く姿。

先生は博覧強記でした。ですが、いわゆる百科事典的な物知りではありません。宇宙的に広がる教養が、普段のくらしに出会って化学反応する様子で、どことなくオカシイ。「徘徊老人の夏」は、そんな本。

分野は違いますが、バックミンスター・フラーも同じ匂いを感じます。



僕がなんで「座右のおじいちゃん」の話をしているか? いたんですよ、バスの中に。

最近のバスは高齢者対策なのか、低床式が多くて、勢いバスの前部座席は突出しているでしょ? 登山するくらい、高い。そこにチョコナンと座っていたおじいちゃん。

バスが停留場に止まり、幼稚園児たちが「ありがとうございました!」と回らない口で、元気よく運転手に声をかけて下車していく。その度、おじいちゃんも「気を付けてね」というそぶりを見せる。

東急バスが会社設立20周年だそうで、都内の路線図を網羅した地図を入手。A2サイズ程度ですから、広げれば大きい。ですが、全体と部分の両方を見られるので、目を皿のようにしてルートを追う。

よく乗る路線、乗ったことがない路線。「ここで乗り換えれば、あそこに行ける」と。そこで、次なる「座右のおじいちゃん」にも出会いたい。



最後に。You Tube遊びも、だんだん慣れて来ました。そこまでの経路は忘れましたが、おもしろネタを発見。336,610,997回見られたネタ。世界で3億回以上見られてる! おじいちゃんに捧ぐ。
charlie bit my finger