どうしようかなぁ×10回
ブログでは毎回、僕の写真遊びの「成果」を1枚掲載してます。やり始めると、やみつきになるので、皆さんにおすすめします。なにより、散歩・徘徊が楽しくなります。「おもしろいなぁ、おもしろいなぁ」と言いながら。
で、その写真なんですが、10日ほど前に友人の写真家から、ありがたい話をもらいました。
彼は永年、コマーシャル写真をやってます。現在は、写真といえばデジタルでしょ?無条件で。ですから、彼の事務所には、かつて使っていたフィルム用の愛機が眠っているのです。それを「使うなら、あげる」という話。
それも、35ミリサイズでなく、ロクロクやシノゴをくれるという話。スウェーデンのハッセルブラッド、しかもレンズ各種付き、ケースごと!ですよ、お客さん。(誰れ?)
飛びつきました。くれるものは、何でも飛びつくんです、僕は。
ところが彼と写真談義をしていくうちに、だんだんと、撮影のむずかしさがよみがえるわけです。ましてや、大型カメラとなると、これは覚悟や技術が必要になってくる。僕もクリエイティブやってますから、わかる。
最初の意気込みは、たちまち縮小。「そうだよなぁ、でも、やりたいなぁ」と揺れていて、本日、これまた友人のデザイナーにその話をしました。
彼は、1990年代にリチャード・アベドンとファッションの仕事をした人。ニューヨークのアッパー・イーストにあるスタジオでのエピソードを1時間。
「静かに仕事をする人かと思い込んでいたけど、ロックをガンガン鳴らして、モデルにどんどんポーズをつける」。いやぁ、撮影に立ち会うだけで、うらやましい。
「個展も見に行ったけど、ファッション写真家である前に、社会派の写真家」。
えぇ〜、そうだったのぉ。知らなかったなぁ。
話をしていくうちに、先ほどの「もらえるカメラ」のことが、よみがえってくる。「やりたいなぁ、難しいだろうなぁ、おもしろそうだなぁ、体力をつけないと出来ないよなぁ、女の子にもてるだろうなぁ、どうしようかなぁ」。未だ結論が出ません。
★恒例「音だっち」ツネツネの音楽情報です。
・本日のおすすめは、Martin solveig です。フランス出身のアーティストです。
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