僕のクラシック練習帳

昨日から薬を飲み始めたので、なんとなく熱も下がり、普通になったきました。あの先生は、本日も足を卍って患者を診察しているでしょうか? 

先生の名誉のために言いますが(クスッ)、彼はウケを狙ってボケをかましているわけではありません。患者の症状を診断しようと、つい夢中になって、ああいう姿勢になっちゃうの(クスッ)!



平熱にもどり、ちょっとゆとりが出てPCを開いたら「音だっち」ツネツネからメールあり。僕が、クラシックに入り込めないことについてのコメント。

・ポップミュージックは、人の耳や脳が心地よいと感じるコード進行をとっています。なので、入りやすいし、今、日本を席巻しているK-POPなんかまさにその象徴。

・一方、クラシックはというと、そのように単純にはつくられていません。だから、入りにくいのです。

・持論ですが、クラシックって「英語」のようなものだと思うんです。聞いても聞いてもわからなかったけど聞き続けて、あるとき、すーっと耳に入って理解できるようになる。

なるほど。さすが、子供のころから楽器をやってきた人は、シロウトが何に困っているのかが、手に取るようにわかるんだね。



じゃぁ、気を取りなおして、予定している演奏会の3曲をYou Tubeでさっそく「聴く練習」。

ニコライ      ウィンザーの陽気な女房たち 序曲
シェイクスピアの戯曲のオペラ化。1849年ベルリンで初演。えぇ〜、なになに? この年にイギリスではディケンズが小説「デビット・コパーフィールド」を発表と、いつもの寄り道癖が出る。

グリーグ     抒情組曲 「ノルウェー農民の行進」
そして、「小人の行進」、「夜想曲」、「鐘の音」と続くそうです。田園風景の曲なんでしょうか? ノルウェー里山には、小人が暮らしているよねぇ。

メンデルスゾーン イタリア
作曲した1831〜33年。年表に寄り道ると、スタンダールユーゴーそしてバルザックなど文豪が活躍してました。

クラシックも、曲の背景を知ると、聴く姿勢がちょっと具体的になります。