脳天にしみ入る暑さかな

21日以来の気がかりは、内科の医師。本日、再診で向かう。何で気がかりか? それは、ちょっとも怖くないギョロ目と、卍脚。僕の親爺アイドル。

頬をゆるめながら歩く。それにしても、今日も暑いねぇ。

「熱は下がりましたか?」「はい」。
(まだ、膝がそろってる。ウヒヒ、これからが楽しみ)

「初診の血液・尿検査の結果が出ました」「どうでした?」。
(説明は聞いてもわからん。それより、先生の膝が気になる)

「ほぼ正常ですね」「そうですか」
(だんだん膝が開き始める。うれしい)

「白血球の値がちょっと多いのが気になる」「・・・・」
(左膝が下がり始める。そうそう、これ)

「微妙だなぁ。総合病院に紹介状を書きましょうか?」
(何でもいいですから、もっと下がってほしい)

「これから時間があるなら、紹介状書きましょう」
(紹介状でも何でも書いてください。それより膝)

「これを持って、今から総合病院に行ってください」「え?」
(もう診察終わり? 残念、本日は完璧な卍脚の手前だった)



街の開業医が大病院に、精密を期して再診療を依頼することって、あるんですねぇ。外に出る。それにしても、なんて暑さ。

結果は、異常なし。ほっとする。夜のニュースでは「39.8度と、6月の最高気温を更新しました」とアナウンサー。なんでも、熱中症は、脱水症状だけでなく、臓器障害も起すらしいです。

それにつけてもです、僕が病気のことを書くなんて、いままで考えられませんでした。それほど、病気と縁がない人生。ラッキーではある。でも、病気した人を慮れない人生でもあったんですねぇ。

正座!