猫つながりの文豪+おまけ
それでは皆様、今夏の横浜最終案内です。今回は文豪お二人。まずは夏目漱石を訪ねて神奈川近代文学館。「漱石と文人たちの書画展」。
サンデー・ペインター日曜画家をやっている方も皆さんの中にはいるでしょう。憧れていて、渋谷ハンズでスケッチブックを3冊も買ったのに、未だホコリをかぶったまま。
その時「とりあえず1冊にしておけば」と言った友人は、僕の性格を見抜いています。欲望先行、実践未定にして想像肥大、能力未熟。
さて、漱石といえば猫。小説も書きましたが、画も描きました。写真の黒猫は「吾輩」のモデルから三代目だそうです。文人の書画は、本職と違った「手すさび」感があっって、いいですよねぇ。
「これなら僕でも〜」と、その気になる。今まで何回、その気になったでしょうか? 7月23日はお孫さんのマンガ・コラムニスト夏目房之介さんが講演をするそうです。この時に来ればよかったぁ。
そして神奈川近代文学館のとなりにある、大佛次郎記念館に移動。「だいぶつ・じろう」と呼ぶボケも定着しました。楽しい。チラシには「おさらぎ・じろう」とルビが打たれてました。
ご存知、「鞍馬天狗」の生みの親。僕はそれでしか知らなかったので、彼が「パリ燃ゆ」とか「ドレフュス事件」も著いた人と知った時は、驚いたなぁ。
時代小説家で、海外を題材にノンフィクションを著いた人って、彼以外にいるのでしょうか?
今回記念館を訪ねて、漱石山房と同じように、彼も猫好きだとわかってニヤリ。
再現された彼の書斎は、猫だらけ。横一列に並んでご飯を食べる猫たちを眺める、文豪の写真パネルもありました。
7月13日からは、「パリ燃ゆ」執筆時の資料に使った風刺漫画や絵入り新聞を展示。僕もリトグラフの漫画や新聞持ってるもんねぇ〜。でもフランス語が読めないんだなぁ。ウ、ウ、ウ。
と、ここで、ローラン・プティ死去のニュース。モーリス・ベジャールに次いで巨星堕つ。バレエの振り付けを拡張した人。
指導を受けた上野水香ちゃんを連想する。そういえば、彼女も猫のような人。ブログタイトルの「おまけ」です。
★それでは、「音だっち」ツネツネのおすすめ。サッカーのブラジルのセレソンもこの曲聴いてリラックスしてくれ〜。