鹿もやりたい、牛もやりたい

今日は畑を歩くことにしました。これから収穫時期を迎える野菜、苗の状態のもの、これから種をまく土地とさまざまです。iPodノラ・ジョーンズ

起伏のある土地柄です。畑の向こうに木立が広がる。大門川に並行して南下。大滝を見物して、ソバを食べて、JA清里から北上してネグラに戻る約10キロコース。

農道ですから、観光客には出会いません。脇道に寄り道したいけど、とりあえず基本のコースを覚えようと、地図に載っている道を歩く。

たまにすれ違うのは、クルマに乗った現地の人だけ。歩き疲れ道ばたの草むらで、大の字になって体のびのび。「どうしました?」と声を掛けられる。「ええ、ちょっと一休みしてます」。

静か。水がおいしい。空が広い。



迷って、農家の人に道を訊く。「この道を真っすぐ行けばいい」と、足下を見れば、なんとイノシシ3匹。

「食べるんですか?」

「いえ、ペットです」。赤ちゃんの時から育てて、今じゃ10歳前後。乾燥したトウモロコシをおいしそうな音をたてて夢中で食べている。

国道141号線の1本内側を北上。ペンションが点在し、玄関には、木でできた鹿がお客さんを迎えている。



今までも、よく目にしていた鹿。いや、トナカイかも?

最初に見た時から、僕も作りたいと思ってました。ミニチュアサイズから、人間の高さまでいろいろ。工作魂、高ぶる。

ご当地には観光客向けに木工房もあるのですが、僕は何もかも自分でやりたいので、構造を調査中。

頭、耳、つの。首、胴体、足、尾っぽ。部位のサイズや、接合部の削り方が微妙なのです。木もいろいろな種類があるし。

どんな工具が必要か、これも重要。のこぎり、ドリル、ドライバーなどは電動でないと無理だなぁ。

道具を揃えると、鹿だけでなく、牛とかフクロウとかもやりたくなるなぁ。そういえば、チェーンソーで何でも作っちゃう人がいたなぁ。