そぞろ歩きしたら薪の風景

東京は暑いと友達から連絡ありました。清里も日中は結構暑いです。けど朝夜は涼しい。寒暖の差があることで、おいしい野菜が作れる。なんて、さっそく現地の人の受け売りです。

現地の人ばかりではありません。近年よく聞くことですが、週末農業を実践している方って、多いんです。

ご当地でも見かけます。散歩していると、バケツに収穫した野菜を山盛りにしている。ピーマン・ニンジン・トウモロコシなど少量ずつですが。

販売目的なら、たぶん一品種を大量に収穫するでしょうから、彼女も週末農業実践派?

「図書館にある野菜の育て方は、あらかた読みました」。東京人の取り組み方は、まず、しっかりした予習から始まるのです。

「でも、実際にやってみると、本に書かれている意外のことが多くて」と。彼女いわく、本は初心者を飛ばして、中級者向けのものがほとんどらしい。

都会でチョロチョロ家庭菜園がテーマなら初心者向けに書き、農地を借りてやる人向けなら「基礎・常識」は書かないのでしょうね。



散歩、続行。薪の製造現場に到着。きれいに整列した薪。

畑と牧場、そして清里名物の木立。木っていいなぁと、しみじみします。もっとも白樺・松・杉と、幼児でも見分けられる木だけしかわからないのですが。(花名も右に同じ)

毎日、木を眺め、触り、木陰で休み、匂いを嗅ぐ。僕には、木の匂いが鎮静効果があります。

群馬県で、木こりをやってる友達を思い出す。奥多摩で、杉の枝打ち・伐採体験を思い出す。

やりたいなぁ、と思っていた矢先に、大量の薪の風景。近づいてみると、1台の機械がありました。秘密がわかった。

今までレストラン・別荘・ペンションで、よく、薪を積み上げている風景に出会ってました。「どうして、あんな薪が作れるのか?」。キレイに半分や4分の1割ってあるので。

機械があったのです。構造を調べてみると、木を水平にセットして、片方を押し出すと、片方にマイナスもしくはプラスの刃が固定されている。これなら、難なく割れる。アメリカ製でした。

敷地一面には、チップ。この匂い、ますます木こりをやりたくなってきました。



気分を出そうと、東京から持参した「ウォーキング」を寝る前に読む。「ウォルデン・森の生活」の著者・ソローの本。

自然の中をそぞろ歩きするには、技法・才能を心得なければならない、とありました。僕も、本で学習しているうちは、まだまだなんでしょうねぇ。

★それでは「音だっち」ツネツネから。依然として元気です。

・本日はUK注目のバンド!平均年齢23歳ですがザ・イギリスROCKという感じで痛快です。明日のサマソニで来日!!うーむ、行きたかった!!

Viva Brother
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