休暇でなく、山里生活へ

引き続き、本日も歩く。曇りですが、晴れ間も見えます。清里は、甲府市の5度低温を目安にすればいいと現地の人に聞きました。けれど、テレビがないので天気予報は見られません。

久々の雨なしで、戸外に出る。「物を集める人々」という本を読んだことがあります。昨日のブログの人もそうですが、僕も集めたがる人間。

今日だけではないのですが、成果の一部を博覧します。

まずレストランの厨房から。リキュールとマスタード地ビールの空き瓶。形といいラベルといい、デザインがいい。
しかも業務用ですから、すべて大きい。花瓶以外にも、何かに使えないかなぁ。

輸入食材を運んだ段ボール箱と、イタリアのサーディンの空き缶も。FOODEXという輸入食材の見本市以来、パッケージが好きになりました。



無人直売所で野菜を買う。キュウリやトウモロコシの他、かぼちゃ、ズッキーニもあるので入手。1つ100円。色や形が気に入って、野菜を木彫りでやりたくなる。

原木を固定する万力がいるなぁ。

歩き続行。名前のわからないオレンジ色の実がついている灌木。形はざくろに似ている。茎にバラのような刺があるので、工事用手袋を付けて手折る。

こりゃ、部屋で鑑賞用。

ペンションの廃業跡地がありました。僕は廃墟好きですから、しばらく腰掛けて休む。

入り口に設置された、ギリシャ彫刻のイミテーション。ミロのビーナスに似て、腰を微妙に傾け、ドレープ部に煤が溜まっている。

見渡すと、いろいろなものが放棄されている。

まず拾ったのが、木の升3個、焼き刻印付き。酒蔵メーカーの販売促進グッズ。落語の古今亭志ん生師匠を思い出して笑う。

小型テレビも20台ほどありました。もちろん稼働はしないでしょう。ですが、1台持ち帰る。カバーを外して、中のメカをむき出しにする遊びのため。

山と積まれた灯油用ポリタンク。清里の冬は寒いだろうなぁ。例年1・2月は零下15度くらいに下がるという。なんとなく、1年間を通じてちょくちょく来ようと思っていたので、2個入手。

股旅映画に出て来るように、ひもで通して「振り分け荷物」のようにして肩でかつぐ。かすかな灯油の匂い。



今回、持ち込んだ本は、ほとんど読めませんでした。何にもしないで、歩きました。8月9日からの第2期夏休み。ひとまず、24日に帰京します。

ご当地の人と話しました。その度に、四季を経験したい気持ちが高まりました。もはや、休暇の範疇ではありません。山里生活、気長に実験開始。

それでは、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」第6弾。チャイコフスキーロメオとジュリエット」。26日に演奏されます。

★「音だっち」ツネツネから。お母さんの森山良子さんそっくり。

・本日は、森山直太朗です。
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