島の風が呼んでるのさ、ははは

学生時代の友達、中嶋君は卒業後も定職に就かず、奄美諸島や石垣島で何かやって暮らしてました。会うたびにやってることが違うので、一々覚えてません。

会うたびに魚体型になって、話はスクーバ、水中カメラ、貝類でしたから、浜辺のノマド＝遊牧・漂流の民をやっていたんでしょう。

彼が帰京した時には、会ってました。税務署員に向かって「お金がないから、柱でも切って持ってってくれ」と飄々としてました。こういうセリフって、考えて言えるものじゃない。

いつの間にか、かみさんをもらい、娘２人の父親にもなった。「親は無くても、子は育つ」ではなく、「親はあっても、子は育つ」のだと思いました。どんな無手勝流な親でも、子は子で育つ。

代官山の同潤会アパートに住んでました。家族で、中嶋君だけが男。お父さんは皆んなの人気者。家計と仲良し、家族には仲良しが先で、家計は後ろからついてくる光景がありました。

おとといブログで、「迷子だっち」の話をしました。彼女は、中嶋君の女性版で「島から島への、女旅ガラス」（写真参照）。タイから帰国したと思ったら、早々に今度は神津島だそうです。

・私はまた７日から島生活です。仲良しの友人によると、
お盆が過ぎ「島が島人に返された」と言ってました。

・神津島は神話が素敵なんです。神津の神様が、伊豆七島の神々に水を配った、ということで神々が集う島と名付けられました。

・その神話を象ったモニュメントもあり、夜はライトアップされたりして。

・湧き水がとてもおいしく、これがもう本当に今までで一番おいしい天然水！超軟水で甘い！んです。水がおいしいところにはきれいな流れがあり、暮らしも良い。

・信号も１こ、肉屋さんもパン屋さんも１こ。シンプル、です。そういうの好きです。

いいなぁ、メルヘンですねぇ。柴犬がお巡りさんだったりして。星もきれいだろうなぁ。

・今後の予定はまだまだ未定です。これから国内外の居心地いい島探して、アイランドホッピングしていきます。予定や気分にあわせて、あっちこっち迷子します。ははは。

「迷子だっち」の「ははは」は、なんとなくオテンバ娘の響きがあってかわいい。

オテンバといえば、なでしこジャパン、やりました。勝ち点９。前半は終始惜しいシーンがあって、後半に得点。疲れが気になってましたが、W杯優勝はフロックじゃなかったんですねぇ。

明日は、男子W杯予選。連日サッカー観戦です。アウェーですから、相手は１２人、１３人いる勘定。がんばれぇ。

★「音だっち」ツネツネから。「迷子だっち」の島行きに合わせたような選曲です。沖縄の味、島の味、風の味。彼女もきっと、船のデッキで聴くでしょう。