キミ知るや、この清々しさ
サッカーのサムライ・ブルーは、それぞれのチームにもどってますが、なでしこは今日が最終戦。TV番組表を、眼を皿のようにして見ましたが、残念ながら、僕が契約してないBS放送での中継でした。
チェッ。
ここ数日、気になるスポーツのこと。まず、ロンドン五輪サッカー男子予選に出場するメンバーが発表されました。9月21日にマレーシアと日本で戦います。
注目はFWの永井。とにかく足が速い。オフサイドにならないように、相手DFの前にいて、パスを受ける時にDFの裏に出る。これは、スピードがなければできません。
こういう選手、もっといてくれないかなぁ。ヨーロッパのサッカーで感じる、ダイナミックさです。
続いて気になるスポーツが、12日から始まるレスリングの世界選手権。大学強豪校を取材した時に、同行していたカメラマンが「動きが速過ぎて、レンズで追えない」と言ってました。
長い望遠レンズで動作を追っても、すぐフレームの外に出てしまう。肉眼はワイドレンズですから、言われるまで気付きませんでした。
相手の心理と動作を一瞬に判断して、判断した時は、もう自分が動いている。というくらいの速さ。想像できません。
以来、カメラマンの言葉が耳に残っていて、ソウル五輪の時に赤いレスリング・シューズを買いました、考えもせず。スタジアムの脇にある、スポーツショップで。
あれって、コンサートでCDを売っているのと同じですよ。気分よく調子に乗った観客に「これです」と誘惑する。
部屋の畳の上で何回か履き、気分を味わって、後は靴箱で眠ってますが。
とってもしなやかなシューズですから、皆さんも買いましょう。(柔らかいマットで使う靴ですから、「外を歩けないじゃないか」と僕にクレームをつけないように)
さて、なでしこを観戦できないモンモン気分を紛らわせようと砧公園散歩。世田谷住民の憩いの場所。あれしちゃいけない、これしちゃいけない、と子供扱いする立て札をあまり見かけないのがいい。
やってましたよ、ナイト・サッカー。メッシだのルーニーのユニフォームを着て。いいねぇ。草野球はよく見ますが、草サッカーはめずらしいでしょ? 最近はそうでもないのかなぁ。
そこは「草」ですから、激しいタックルや裏への飛び出しなんてことはありません。でも雰囲気がいい。たぶん、メンバーはサッカーだけのつながりだからでしょう。
気分よく帰宅して、諦めきれずにTV番組表を見ていたら、やってましたNHK0:35から、なでしこの録画放送。
ばんざい、バンザイ、万万歳。
すでに予選通過は決まっているので負けてもいいのに、というところで田中のゴール。控えで「出場できなかった3試合分」の鬱憤を晴らせたでしょう。
古くはベッケンバウアーがいた時代のドイツチーム、直近ではアジア杯のザック・ジャパン。サッカーって11人1チームじゃなく、2チーム分のメンバーが揃わないと勝ち続けることができないんですねぇ。
澤と坂口がいなくて勝ったことは大きいです。来年の本番に向けて、若い世代は前を向いて取り組めますから。
それにしても、あっぱれ。こんなに幸せでいいのかな。